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「痛みに強い自分エライ!」“生理痛”気合で耐えたら病気だった女性の体験談に経験者からの声多数

2022-07-08 eltha

 生まれつき片耳が難聴のキクチさん。「同じ難聴の人が共感して、楽しんでくれるかも」とSNSで自身の体験を漫画形式にしてカジュアルに発信している。そんなキクチさんだが、「生理痛を気合で我慢していたら病気だった。」「デートの日、子宮内膜症で倒れた。」という2つの体験記をアップしている。コメント欄には同じ痛みを経験した読者からの声が多数寄せられている。

週に1回の彼とのデートへ向かう途中で感じた急激な痛み

 新型コロナウィルス感染症が拡大する1年ほど前。当時キクチさんは彼との週1デートを楽しんでおり、その日もデートのために電車に乗っていたそう。生理1日目で体調も良好だったが、道中で軽い腹痛を感じ始める。彼に遅れると連絡をし、脂汗を出しながら途中下車。痛みは治まるどころか強まっていく痛み。デート中止の連絡をするが、手が震えてうまく文字が打てず「うごけない」「たすけて」とだけ送信した。

 トイレで休んだのち、フラフラになりながらも帰宅。その後心配して駆けつけてくれた彼は、たまご粥や生姜スープなど必要なものを買ってきてくれ、介抱してくれた。「男の人でここまで相手を配慮できる人ってなかなかいない」「彼氏さん神すぎますね」と、読者からも絶賛の声。キクチさんも「様々な困難を乗り越えるうえでとても大切なことを教わってきた。マジでこの人“人生の恩人”なのです」と話す。

我慢している自分エライと美化していた…後回しにしたことを説教したい

 この一件の数ヵ月後、会社で受けた健康診断で子宮内膜症(チョコレートのう胞)と子宮腺筋症と診断される。「生理痛を気合で我慢していたら病気だった。」では、病気の治療のことや初潮からの生理ヒストリーも明かしている。コメントやDMでも質問が届くそうで「生理周期は?」「痛みの度合い、頻度は?」に答える投稿も公開。なかなか人に聞けない悩みだからこそ、個人差のあることとはいえ、経験談を聞きたい・知りたいという女性は多いようだ。

 コロナ禍でなかなか通院もままならないなかではあったが、6cmののう胞のため手術はせず飲み薬で治療を続けることに。経過報告の投稿では、少しだけのう胞はあるもののなくなっていた、と驚きの結果に。“病気の治る速度は人それぞれで私は今回たまたまラッキーだった”としながらも、完治はなく再発の可能性も高いと感じているキクチさん。
 病気を患ってみて感じたことを聞くと「風邪のときはすぐに病院行くくせに、なんで生理痛をこんなに後回しにしたのかと、過去の自分に説教したいです。痛みに強いことが自分の良さだと思っていて『我慢できて頑張っている自分エライ!』と美化していたのですが、完全なる誤りでした」と猛省していた。

 漫画では「15年以上の苦しみが5ヵ月でほとんどなくなるなんて、本当にもっと早く診察に行けばよかった」と締めくくっている。「薬で痛みが治まるから」や「婦人科に行くのは勇気がいる」「若いし…」などの理由で、キクチさんのように何年も先延ばしにしている人もいるかもしれない。個人差はあるが、キクチさんが「もっと早く(病院に)言っていれば人生のあれやこれやをムダにしなかった…」とも振り返っていたように、変に構えず、少しでも不安を感じたら受診してみる選択肢を持っていたい。

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片耳難聴のキクチさんの恋愛や子宮内膜症など

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キクチ

監修者 キクチ

片耳難聴のことや、子宮内膜症を患ったこと、お母さんの介護などについて漫画にしてSNSで投稿中
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