児童館のイベントに参加、ママ友に誘われランチへ行くと…「宗教の勧誘は意外に身近なものだった」
2022-08-22 eltha
「ママ友はいらない、でも話し相手が欲しい」そんな中参加したイベントで…
そんなときに、児童館のスタッフさんの誘いで、ママ・パパイベントに参加する。内容は、育児で悩んでいる人たちが集まり、自分の気持ちを話したり悩みを聞くというものだった。1つ決まりがあり「批判や否定、アドバイスはしない」。最初は「悩みを話して聞くだけ? アドバイスも意見もなし…意味あるの?」と思っていたそうだが、自身の気持ちを話し終わった時不思議と心が軽くなっていたという。
「勧誘自体は良いと思うのですが、勧誘目的で友達を装って近づいてこられるのはやっぱり悲しいなと思います。特に産後は孤独で悩みを抱えている方も多いのでそれにつけこむような形で勧誘されがちです。勧誘についての知識が少しでもあれば冷静に対処できるのでは…? と思い、注意喚起の意味も込めて漫画を描いています」
様々な経験を経て“ママ友”はいたほうがいい? その定義とは
しかし、そんな不信感を払しょくするように、“すずちゃん”を中心に“なみちゃん”とも出会い、3人で気を遣わず話せる居心地の良い関係を築いていく。
「私の姉は子どもが3人いるのですが、実家に住んでいるせいかあまり孤独を感じることもなく、ママ友は特に必要ないと言っていました。私ももし周りに知り合いばかりがいる場所に住んでいたらママ友は必要としていなかったと思います」
“すずちゃん”と“なみちゃん”とは、温泉旅行をする仲にまでなったすや子さん。「ママ友と私」シリーズでは、当初悲しい体験だけを漫画にしようと思っていたそうだが、悲しい体験ばかりではママ友を作るのが怖いと思ってしまう人もいるのでは…と考え、2人の友達とのエピソードも投稿。
「人によって『ママ友』の定義は違うとは思うのですが、私の中では『ママ友』は“子どもあっての付き合い”というイメージです。子どもがいなかったとしても仲良くしたいな、楽しいな、と思える人は『友達』かな、と思います」
子育てを通じて出会う人は、「ママ友」とカテゴライズされることが多い。しかし、その中で一生涯の友達となる出会いがあるかもしれない。
監修者 すやすや子
夫(すや夫)と息子(すや太)と3人暮らし。インスタとブログで育児のことや日々のことを漫画に描いている。「ママ友と私」シリーズは現在40話まで公開。
■インスタ @suyasuyakoo
■ブログ「すや子のブログ」