夕飯を作る決意をしたときに限って夫から誘惑、ギリギリ食材で冷凍庫がパンパン…ごはん作る人あるある
2022-08-22 eltha
「食材はまた明日使えばいいか!」ごはんを作る人あるある
今回フカザワさんが感じたのは、夫は「今日は絶対夕飯を作ろう」とフカザワさんが決意を固めていることは全く知らないはずなのに、いつも声掛けをしてくるタイミングが絶妙なのはなぜなのか。食材も最終的には冷凍して使い切るので無駄にするわけではないが、自分の意志の弱さは一体なになのかということ。
「今日は使いたい食材あるし、夕飯作るよ。と返せばいいのに、多分1秒ぐらい悩んで『まぁごはん作るのめんどくさいし、食材はまた明日使えばいいか!』と思ってしまって、「買ってきてー!」と(笑)。こういうことがある度に『私、本当に意思弱いなー!』と少し罪悪感を感じていました」
漫画には「めっちゃ分かる!全部冷凍」「次の日、恐る恐る使ってみるけど、『無駄なく使いきって節約ご飯』というような投稿を見て落ち込む」「二人暮らしだと外食しても安いし…(言い訳)」とたくさんの反響が集まっていた。
「日常でごはんを作る人にはあるあるなのかも?と思って投稿しましたが、実際にインスタに載せたら『私もです!』というコメントいただいたりして、みんなそうなんだとしみじみしてしまいました。夫のタイミングが絶妙なのも、うちでは結構よくある現象なのかも知れません(笑)。夫がスーパーやドラッグストアでの買い物が好きな方なので、普段から買い物をお願いすることが多いんです。ついでに流れで夕飯をスーパーのお弁当やお惣菜にすることが多々あります。そしてやっぱりごはん作らないでいいのは楽なので、めちゃくちゃ助かってます」
毎日献立を考える大変さ「なんでもおいしく食べる夫に救われている」
「野菜ならカットして冷凍し、お味噌汁の具として少しずつ使ったりします。頂き物のお肉など少し敷居が高い食材は、どういうタイミングで食べればいいのか分からず、気づいたらずるずる冷凍庫に貯めこんでしまうこともあります。めんどくさいことは後回しにする性格が、もろに出てると思いますが、貧乏性なので食材を無駄にしないようにだけ気をつけています。
献立を考えるのが本当に苦手で、とりあえずその日使いたい食材のレシピをネットで検索し、それを作る感じでなんとか凌いでいます。夫が好き嫌いがほとんどなくなんでもおいしく食べる人なので、そこに救われているところもあります」
42歳の時に結婚し、数年して更年期の症状を自覚し始めたフカザワさん。『40代が、こんなにしんどいなんて聞いてなかった』(幻冬舎)では、不調と向き合う日々のなかでも、どのように暮らしを楽しむかヒントになる考え方を綴っている。
「30代でも『最近すごく疲れやすい!若いときとなんか違う!』と感じることはありましたが、30代は思うだけで何もしなくてもわりと大丈夫だったなと今振り返ると思います。私の場合、40代は本当に体の調子がよくないことが多かったんです。特に45歳ぐらいから、更年期で毎日どんよりしていました。今49歳で、更年期のしんどさを改善しようと漢方を飲んだり、軽い体操をしたり、自分なりにケアをしているので、随分毎日過ごしやすくなったなと思っています(もちろんなんともならない日もありますが…)。いかにセルフケアをして、体をいたわれるかが大切だと気づきました」
監修者 フカザワナオコ
イラストレーター&漫画家のフカザワナオコです。コミックエッセイを主に描いています。最新刊は「40代が、こんなにしんどいなんて聞いてなかった」(幻冬舎)。ライブドアブログにて絵日記ブログ「ひとこま作者」を日々更新中。