とろろ昆布やメープルの匂い? 鳥飼いしか共感できない独特フレーバーに「白米食べられる」
2022-09-01 eltha
鳥飼いのよくいう「鳥臭いねぇ」は大体「たまんねぇ!!」くらいの意味
— えるぽオーダー一時停止 (@lpo_on) August 18, 2022
539 #えるポピの絵日記かくところ pic.twitter.com/sn29TA9Utc
愛鳥家にしかわからない境地? 熱く語られる鳥たちの体臭
「実は去年の夏に同じ種類・色のセキセイインコを病気で亡くしてしまい、悩みに悩んで(カチョちゃんを)お迎えをしました。まだまだ子どもで毎日カゴの中でやんちゃに一人遊びをしています」
「鳥臭い」についての投稿は、文鳥やセキセイインコなど様々な鳥飼いさんたちから共感のいいねがついた。以前えるぽぴさんも漫画でインコの体臭の多くは、穀物の匂いや太陽で干した布団の匂いと解説(種類や個体によって匂いはそれぞれ)。ゴルちゃんは、“ほかほかで香ばしい穀物の香り”とインコ臭を嗅ぐ鳥飼いの楽しみを熱く語っていた。コメントでは、水浴びで濡れた後の匂いは「とろろ昆布の臭い」や首は「腋の下より濃厚」と、マニアックな声も。
えるぽぴさんはブログのなかで、「個人的にコンゴウ臭が結構好きです 嗅ぎながら白米が食べられそう」と締めている。えるぽぴさんによると、コンゴウインコやボウシインコは、他のインコに比べて、特に体臭が強く香る気がするんだとか。かぎ分けもできるとは、鳥飼いの匂いへの探求心の深さを感じた。
コロナ禍のペット需要 鳥は意外にストレスを抱えやすい
ペットショップで働いていて楽しいことは、たくさんの鳥やお客さんとの出会い。特に鳥と絆を深めたり、鳥たちが良いお客さんにお迎えされて行くのを見たりすることに、やりがいを感じるそうだ。逆に、大変なことを聞いてみると「意外と肉体労働(業務用の餌袋や商品を運びます)で体力を使うこと」と明かした。
最近では、夏休みということもあり親子連れも多く来店するという。コロナ禍でペットを飼う人も増え、鳥人気も高まっているという話もある。実際に、お店でも鳥需要を感じているのだろうか。
「鳥を飼ってみたいというお客様はとても増えました! 自粛ムードがピークだった去年は平日・休日問わず毎日とても忙しかったです。元々鳥を飼っているお客様も、家に居る時間が増えたからこの機会に雛をお迎えしよう!と思う方が多いようです」
一方で、鳥は犬や猫よりも単価が安く、手軽に購入出来てしまう。雛は、数時間おきに人間の手からご飯をあげる必要があるなど、注意点もあるようだ。えるぽぴさんも、初めて鳥と暮らすお客さんへは、飼育方法から丁寧に説明するよう心がけているという。
「温度・湿度管理をはじめ健康管理はもちろんですが、インコの多くは元々群れで暮らしている生き物なので一人ぼっちで過ごすことにストレスを感じます。鳥に無駄なストレスを与えないよう心がけることが大事かなと思います」
うちの子LOVEがあふれ出す「鳥のいる生活こそが人生」
「『犬や猫に比べて鳥は表情がない』なんてよく言われますが、仕草や表情、そして全身で喜怒哀楽を示してくれます。一緒に過ごせば過ごすほど人間臭さを感じるようになります!」
愛情深く2羽をお世話するえるぽぴさん。最後に「えぴぽぴさんにとって鳥のいる生活とは?」という質問を投げかけてみると「人生です!! 鳥のいない生活は考えられません!」と熱いコメントが返ってきた。
監修者 えるぽぴ
鳥専門のペットショップで働きつつ、コザクラインコのゴルちゃん(6歳)とセキセイインコのカチョちゃん(生後7ヵ月)と暮らしている。
・Twitter @lpo_on
・ブログ「えるポピ ハッピーオタクライフ」