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【意識調査】美容院の「黙カット」6割が利用意欲あり、全世代で“会話したくない派”が過半数に

2022-09-12 eltha

 商店街が減り、ネットショッピングが普及した中で、店員と客がじっくり話す場と言えば、いまや美容院くらいだろうか。しかし昨今では施術中の会話が苦手という客も多く、はなから「会話なし」メニューを提供する店が増えつつある。技術だけではなくコミュニケーションも含めて個性として打ち出す店舗もある一方で、コロナ禍も相まって他人同士のプライベートな会話がますます制限されるいま、eltha by ORICON NEWSでは、“美容院での会話”に対する意識を調査した。

「面倒」「ストレス」「意味がない」…コロナ禍で【会話したくない】派がさらに加速か

調査機関:オリコン・モニター・リサーチ

調査機関:オリコン・モニター・リサーチ

 本調査では、10~60代男女のうち、理美容室に行くことがある人1000名を対象に、店選びのポイント(複数回答)を尋ねると、最も多かったのが価格で68.5%、次いで立地・アクセスの良さが58.5%、技術・メニューが44.2%、スタッフの人柄・相性は40.7%、お店の雰囲気は37.2%という回答だった。

 また、(コロナ感染対策がされている前提で)「スタッフとの会話を楽しみたいか」という質問に対しては、会話したい派が42.0%、会話したくない派が58.0%で、年代による差はあまり見られなかった。
調査機関:オリコン・モニター・リサーチ

調査機関:オリコン・モニター・リサーチ

 会話したい派の理由としては、「会話してくれた方が色々知れるし時間経過が早い」(女性/40代)、「終始無言は逆につらい」(男性/30代)、「あまり静かすぎるのも緊張してしまう」女性/40代)、「フレンドリーな方が気軽に髪の相談もできる」(男性/40代)、「オーダーするときだけ話すのは気まずい」(女性/50代)、「会話も大事な美容」(女性/50代)といった意見が挙がった。

 また、「会話込みで美容室に来てる」(女性/10代)、「親近感は必要」(男性/60代)、「リピートするための材料として担当者の人柄や相性、共通の趣味があるかどうかを知りたい」(女性/20代)、「会話を楽しむ事もそこに行く理由」(男性/60代)などと、会話ありきでサービスと捉えている人も見られた。

 しかし、中でもがっつり会話を楽しみたいと回答した人はわずか4.1%で、多少は会話を楽しみたいという人が37.9%と、適度な会話を望んでいる人が多いようで、「あんまり自分の事を聞かれたくないけど、黙っているのも雰囲気が悪いので、最近のテレビの話とか差し障りがない程度に話したい」(女性/10代)、「深く入り込みすぎた話はしたくない。 適度に情報交換程度でいい」(男性/20代)、「本当は気さくに話したいけど、コロナもあるからある程度で大丈夫」(男性/20代)、「仲の良い友達みたいに立ち入った話はしたくないが、世間話程度には話したほうがリラックスできる」(男性/30代)といったコメントが寄せられた。

 会話したくない派の意見としては、「自分の時間を過ごしたい」(女性/10代)、「気を遣うのが面倒」(女性/20代)、「会話するのがストレスに感じる」(男性/20代)、「髪を切ることに専念してほしい」(男性/50代)、「会話より早く終わらせてほしい」(女性50代)といった声が挙げられた。

 また、「他のお客さんに会話を聞かれることに抵抗感がある」(女性/40代)、「世代が違い過ぎて共通の話題がない」(女性/40代)、「探り探りの会話は好きではないし、あまり意味がない」(男性/40代)、「話が面倒なので理容室に行くのをやめている」(女性/40代)といった声も。

 さらに、「もともと会話したくないタイプで、このご時世でなおさら」(女性/40代)、「コロナ対策をしていたとしても、会話は感染リスクがあがり心配」(女性/40代)、「会話しているとマスクがずれるし、自分では直せないので困る」(女性/10代)、「コロナで外出も減り、話せるような話題も乏しくなった」(女性/50代)と、今のご時世ならではの理由もあるようだ。

広がる“黙カット”なぜ?「一番欲しかったサービス」「プレッシャーから逃れられる」の声も

調査機関:オリコン・モニター・リサーチ

調査機関:オリコン・モニター・リサーチ

 コロナ禍で会話への抵抗が増している中で、理美容院では「黙カット」「会話なし」メニューを導入する店が増えている。こういったメニューを利用したいかについては、利用したい派が65.3%、利用したくない派が34.7%と、世代問わず6割以上が利用意欲を示した。特に30代は、7割が利用したいと回答。

 ぜひ利用したいと回答した人の理由としては、「一番欲しかったサービス」(女性/40代)、「お互い気を遣わなくて良い」(男性/50代)、「会話をしなければというプレッシャーから逃れられる」(女性/50代)、「さぐりさぐりの会話でこの人は話したくない人なのかなぁって様子伺うのも時間の無駄」(女性/30代)、「余計なコミュニケーションで精神的に消耗しなくてすむ」(女性/20代)、「自分が通っている所でもあったら嬉しい」(女性/20代)などが挙げられた。

 どちらかといえば利用したい理由には、疲れている時やあまり話したくない気分の日、初対面の美容師だったら利用したいなど、オプションとして好意的な意見が寄せられた。また、「話をあまりしたくないが自分のなりたい髪型がきちんと伝わるか不安」(女性/20代)、「利用したいけどなんか理容師さんに悪くて利用したいといいにくい」(男性/50代)と、会話は控えたいながらも、積極的な利用には迷いがある人もいるようだ。

 利用したくない派からは、「全くの会話なしだと仕上がりに不安を覚える」(女性/50代)、「会話によって美容師さんはこちらの雰囲気を感じ取ってくれる部分もある」(女性/50代)、「質問をしたい時にしてもいいかわからずモヤモヤしそう」(女性/30代)などと、会話なしの施術に対する不安の声が挙げられた。

また、「わざわざメニューとして選ぶのは気まずい」(男性/20代)、「自然な流れで会話なしでいい」(女性/50代)、「話さないと心に決めるものでもないと思う」(女性/50代)、「お客様の要望(ここでは会話の有無)を聞き出す、ないし察することも技術やサービスの内だと考えるから」(男性/30代)、「気を遣わせない接客は話しかけないのとは別だと思う。お客様の求めている接客をするべき」(女性/30代)などと、会話したくない意志を接客のプロとして察してほしいという意見もあるようだ。

 コロナ禍の影響で飲食店や学校では「黙食」、入浴施設では「黙浴」が広まる中、理美容室でも「黙カット」が定着していくのだろうか――。

【調査概要】
調査時期:2022年8月24日(水)〜8月30日(火)
調査対象:計1000名(美容室・理容室に行くことがある方/自社アンケートパネル【オリコン・モニターリサーチ】会員10代〜60代の男女)
調査地域:全国
調査方法:インターネット調査
調査機関:オリコン・モニターリサーチ(https://omr.oricon.co.jp/

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