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買い物中に遭遇した客の態度があり得ない…息子の言葉に救われた話

2023-02-11 eltha

商品を選んでいたら、横から奇声が…

商品を選んでいたら、横から奇声が…

 買い物をしていると、その空間に居合わせた客の態度に驚かされることがある。2人の子どもとパン屋を訪れた、わたすさん(@watasu_55)がショーケースの前で商品を選んでいると、近くで「あー!!!!」と奇声をあげて騒ぎ出す中年夫婦に出会った。どうやら、わたすさんの選んだパンが”最後の1個”で、「それ、ワシのパンだから!」と。会計して一刻も早く店を出たい気持ちに駆られたが、その中年男性がショーケースの扉を強く閉めたせいで、わたすさんの指が挟まれてしまう事態に発展した。

「気持ちがなくても謝っておけばいい!」目の前で失礼すぎるやりとり

 指を挟まれ痛がるわたすさんを見ても、謝る様子を見せない男性。「私は謝らない」「避けなかったあなたが悪い」と主張し、その妻は「慰謝料請求されたらたまったもんじゃない。こっちが悪くなくても、適当に謝っておきな」という始末…。結局中年夫婦は、謝るか謝らないかで喧嘩を始めてしまった。最終的に渋々謝られたが、「とりあえず気持ちがなくても謝っとけばいい!」など、失礼なやりとりを目の前でされたことに不快感を覚えたという。

「パン屋さんで、しかも子どものいる前で、さらに私も目の前にいて、やりとりが全て聞こえている状態でした。私がいるのを分かっていて、非常識な発言をガンガンしてきたことにあり得ないと感じました。心の中で言うならまだしも、大声で言ってしまうなんて…と思いました」

 その中年夫婦の態度を見ていた息子さん(6歳)からは「あのおじさん、どうして『ごめんね』言わないの?」と純粋な質問をされたという。「ママ、痛かったね。守ってあげられなくてごめんね」という言葉があったという。

「妹が生まれて『お兄ちゃんになったなー』と感じることは多かったのですが、この時は男の子になったんだな、大きくなってるんだなーと母として本当に嬉しかったです! 良い息子に育ったな、と心の中で自分を褒めました(笑)。私だけではなく、妹やお友達にも優しくできる男の子にこのまま成長してほしいと思いました」

周囲に影響される”言葉遣い”、良い・悪いの分別をつけさせる難しさ

 大人よりも大人な対応をした息子さんの行動には「イケメンすぎる」「反面教師にすればいい」「自分も老害と言われないように気をつけよう」などと、たくさんの反響が集まった。

 今回のように子どもの成長に思わず感謝するような出来事がある一方で、わが子に「良いこと」と「悪いこと」を教えていくこと、その分別をつけさせることは難しい側面もある。例えば、言葉遣い。わたすさんは、息子さんの様子を見ていて「周囲からの影響を強く感じる」という。

「最近家庭でよくあることなのですが、長男が年長さんになって周りのお友達がよくYouTubeで動画を見て、それを真似しているんですね。お友達はおもしろ動画を見て色々な言葉を覚えて『馬鹿野郎、クソ野郎、ふざけんな』などの親としては使ってほしくない言葉を遊び半分で使う時があり、息子はそれを覚えて、たまに私に向かって使ってきます。長男はその言葉の意味をよく知らずに使っていることもあります」

 親が動画の内容を把握して、見せるもの見せないものを分けていたとしても、様々な言葉を吸収しているからこそ、防ぎきれない部分がある。わたすさんは、息子さんに使ってほしくない言葉を投げかけられたとき、その言葉の意味をしっかり説明するようになったという。

「たとえば長男が『馬鹿野郎』と私に言ってきたとしたら、私も同じように『馬鹿野郎』と長男に言います。それを言われたらどんな気持ちになるか聞いて、自分が嫌な気持ちになったなら、お友達やママ、パパにも言ってはダメなこと。自分が言われて嫌な気持ちになることは人にも絶対に言ってはダメだと声掛けをしています」

 「直球で声掛けするのが、結局は本人に響くのかもしれない」とわたすさん。

「良いことをしたら『かっこいいね!』、悪いことしたら『それカッコ悪いしダサいよ(笑)』というと、結構本人にも響くんですよね。この方法が正解なのかは分かりませんが、長男を6年育ててこの方法が本人に1番響いているのではないかと思っています」

≫「大人げない夫婦にイラっとしたけど、パン屋の店員さんと息子に救われた話」ほか、わたすさんの最新エピソードを読む
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