ホーム メイク・コスメ・スキンケア > UVケアは肌だけじゃない、忘れがちな「髪」や「目」の日焼け対策ガイド

UVケアは肌だけじゃない、忘れがちな「髪」や「目」の日焼け対策ガイド

2023-07-05 eltha

 紫外線は肌にダメージを与えるだけでなく、髪や目にも影響を及ぼす。髪は紫外線によってパサつきや色落ちが起こり、目は紫外線によって白内障や網膜症などの目の病気のリスクが高まる。本記事では、髪や目の日焼け対策を美容カウンセラーの橋井愛実さんが紹介。抜け目のない全身UVケアで、美しく健康な夏を過ごそう。
 髪は紫外線によってメラニン色素が分解され、色素沈着が減少するため、髪の色が褪色したり、赤みや黄ばみが出たりすることも。また、紫外線によってタンパク質が変性し、キューティクルが剥がれたり、毛髪内部の水分が失われたりするため、髪の弾力やツヤが低下し、パサつきや切れ毛が起こる。目は紫外線によって涙液が減少し、ドライアイや結膜炎などの目の不快感を引き起こすこともある。

 そこで髪の紫外線対策としては、UVカット効果のあるシャンプーやコンディショナーで洗髪すると、髪に保護膜を作って紫外線から守ってくれる。また、UVカット効果のあるヘアオイルやヘアミルクなどで仕上げると、髪にうるおいやツヤも与えてくれる。

 外出時にはヘアスプレーやヘアミストなどで髪に吹きかけると、軽い付け心地で紫外線から守ってくれる。つばの広い帽子や黒や濃い色の日傘など、UVカット加工されたアイテムを使うこともおすすめだ。また、髪型をお団子スタイルにしたり、髪の結び目に毛束を押し込むギブソンタックにして、紫外線の当たる面積を小さく抑えることも効果的だ。

 目の紫外線対策としては、日中にサングラスやUVカットレンズを使うほか、夜にアイマスクやアイクリームを使うと、目の周りの肌にうるおいや栄養を与えてくれる。アイクリームは保湿成分や美白成分が配合されたものがおすすめ。毎晩、目元に優しく塗り込むだけで、UVケアになる。

 髪や目も肌と同じように紫外線によってダメージを受けることがあるため、UVカット効果のあるアイテムを活用してしっかり対策しよう。また、日焼け後は保湿や栄養補給などで髪や目をいたわろう。髪や目のUVケアで、美しく健康な夏を過ごそう。

美容カウンセラー・橋井愛実さんのコメント
紫外線ケアの中でも、目や髪の毛のケアは見落としがちで、ダメージに悩まされる方が多いです。目の粘膜からも紫外線をしっかりと吸収してしまうので、外出時はサングラスをかけたり、髪の毛にはスプレーを吹きかけたりするなどのケアを習慣づけることをおすすめします。

医療法人前幸会 ささゆりヘルスクリニック カウンセラー・橋井 愛実

監修者 医療法人前幸会 ささゆりヘルスクリニック カウンセラー・橋井 愛実

一般的な保険診療だけでなく、各種健康診断をはじめ、がん検診・健康をサポートする美容点滴・疲労回復点滴・発毛・育毛・医療レーザー脱毛などを自由診療で行っている美容クリニックの現役カウンセラー。文部科学省後援の日本化粧品検定1級を取得しており、“乾燥・敏感肌”、“顔の赤み”、などの自分の肌悩みと向き合い、同じような悩みを持った方へのスキンケアだけでなく、幅広い美容知識をもとにカウンセリング・アドバイスを行っている。

Facebook

関連リンク

あなたにおすすめの記事

おすすめコンテンツ


P R
お悩み調査実施中! アンケートモニター登録はコチラ

eltha(エルザ by オリコンニュース)

ページトップへ