青が苦手な人でも安心、透明感メイクを“イエベ肌”に似合わせるコツをプロが解説
2023-07-06 eltha
イエベ肌向けの透明感メイクのコツ
黄色の反対色であるパープルやピンク系を使うことで、黄ぐすみを和らげつつナチュラルな透明感のある肌に仕上げることができる。全面的に塗ると白浮きする可能性があるので、目の下の三角ゾーンに集中的に塗ることで、自然な立体感やツヤ感が演出できる。
チーク
リキッドタイプやクリームタイプなど、肌になじみやすい質感のもので、オレンジ系やサーモンピンク系など、暖かみのあるカラーを選ぶことで、素の肌が透けて見えるようなフレッシュな印象に。
リップ
肌色になじみやすいヌーディベージュやオレンジ系のカラーを選ぶことで、顔色がくすまずに透明感がアップする。青みのあるピンクは顔色が悪く見えることが多いので、要注意。
アイシャドウ
カーキやテラコッタなど、黄みよりで暗めなカラーをアイホールに乗せ、まぶた中央に同系色で少し明るめに色を乗せて組み合わせることで、コントラストをつけて目元を引き締めることができる。
アイライン
ミルキーグレーやネイビーなど、寒色で細めに引くことで、目元にクールさと深みを与えることができる。
イエベ肌メイクのNG例
肌色に合わないピンクや濃いパープル系のチークやリップは、顔色がくすんだり不自然に見えたりする可能性があるので要注意。明るいカラーを使う場合は、パールやグリッター、ゴールドラメなどの光沢感のあるものを選ぶか、薄付きに仕上げることでバランスを取ろう。
・色味が強すぎるカラーを使う
赤や紫などのビビッドカラーは、肌に重く映ってしまい、透明感を損なってしまう。色味が強すぎるカラーを使う場合は、目元や唇の一部にアクセントとして使うか、その周りをイエロー系で囲むなど、他のカラーと混ぜてトーンダウンさせることで調整しよう。
・マットな質感にする
マットな質感は、肌に乾燥感やくすみ感を与えてしまい、透明感を奪ってしまう。マットな質感にする場合は、ツヤ感のある下地やハイライトを使って光を反射させるか、リップやチークでツヤ感をプラスすることで補おう。
黄色の反対色であるパープルで黄ぐすみを和らげ、透けるようなナチュラルなツヤ感と血色感を演出。肌色になじみやすいカラーのリップを選んだりすることで、イエベ肌さんでも、透明感メイクを作ることができる。アイシャドウなどのポイントメイクをうまく使いこなして、夏の涼しげ顔を演出しよう。
美容家・青木梨奈さんの監修コメント
色白は七難隠す!と言われるほど、美人顔を作るためには肌の透明感を出すことが必須。イエベ肌の方は透明感を出すメイクを極めれば、もっと魅力的に自分を演出することができるので、まだ見ぬ自分と出会えるかも!色の力を使って、透明感のある肌作りをしましょう。
監修者 エステティシャン育成校『NINEアカデミー』学長 兼 結果出し化粧品・NR機器プロデューサー:青木梨奈
エステティシャン出身。大手化粧品メーカー、大手エステティックサロンやエステの本場・フランスに本社を置く有名エステサロンでの勤務、トータルビューティーサロンの店長を経験。その後、メンズサロンの立ち上げやトータルプロデュースを担当し、現在はエステティック協会認定講師として活動。医学学会論文発表、エステサロンコンサルティング、美容クリニックプロデュース、パーソナルカラー診断、化粧品、美容機器のプロデュース、エステスクール、インフルエンサー、コスメイメージモデル、商品アドバイザーとしてテレビ番組にも出演するなど、活躍の場を広げている。