ファンデーションを塗るのは手、スポンジ、ブラシ? 正しい選び方と塗り方を専門家がレクチャー
2023-07-04 eltha
ファンデーションの種類と塗り方
塗り方手のひら、ブラシ、スポンジのいずれかを使って、少量ずつ塗り広げる。リキッドファンデーションは柔らかい液状のため、どの塗り方でも均一に伸ばせる。また、仕上がりの質感も調整が可能。
・パウダーファンデーション:ふんわりとしたパウダー状のファンデーション。サラサラな仕上がりが得られるため、脂性肌や夏場におすすめ。
塗り方均一な油分の吸収と密着感を高めるために、専用のパフを使って軽く押さえるように肌になじませることが効果的。必要に応じてブラシで余分なパウダーを払い除去する。
・クリームファンデーション:濃いめのクリーム状のファンデーションで、高いカバー力と保湿力が特徴。乾燥肌や冬場におすすめ。
塗り方指先や適切なブラシを使用することで、きれいになじませつつカバー力を発揮できる。顔の中心から外側に向かって伸ばし、皮膚の凹凸に沿ってムラなく馴染ませる。
・クッションファンデーション:クッションの中にリキッドファンデーションが含まれたタイプ。スポンジで簡単に塗ることができ、自然な仕上がりが得られる。
塗り方専用のスポンジでクッションから適量を取り、ティッシングオフし、顔全体に優しく押し込むようにタップして塗布すると、自然な仕上がりが得られる。カバー力をアップしたい人には重ね塗りもしやすいタイプ。
・スティックファンデーション:スティック状のファンデーションで、カバー力が高く、持ち運びに便利。肌トラブルやシミをカバーしたい方におすすめ。
塗り方直接顔にストロークし、指先、ブラシ、またはスポンジを使って、叩いて馴染ませることで、カバー力と密着感が高まる。
ファンデーションを綺麗に塗るためには、スキンケアでしっかりと保湿、下地を使用して、肌との密着を高める、ムラを作らないように少量ずつ伸ばす、パウダーを使って崩れを防止、顔の形に合わせたブラシやスポンジを選ぶといったことが大切だ。
ブラシの選び方
毛質毛質は天然毛と人工毛がある。天然毛は柔らかく肌馴染みが良い一方、人工毛は耐久性に優れている。リキッドやクリームタイプには人工毛、パウダータイプには天然毛がおすすめ。
毛の長さと太さ毛足が短く太いブラシはカバー力が高く、毛足が長く細いブラシは自然な仕上がりが得られる。自分の好みに合わせて選ぶと良い。
スポンジの選び方
収縮性良質なスポンジは、水を含んだ際に膨らむ程度の収縮性がある。水を含ませることで、ファンデーションがスポンジに吸収されにくくなり、ムラなく伸ばしやすくなる。特に夏の化粧崩れを防ぐためには、水を含ませたスポンジでファンデーションを密着させることも大切。
柔らかさ柔らかさも重要なポイント。肌にやさしい柔らかさのスポンジを選ぶことで、ダメージを抑えつつ美しい仕上がりが得られる。
ファンデーションアイテム選びや塗り方に気をつけることで、自分にぴったりの仕上がりを得ることができるはず。自分の肌を最大限に輝かせるメイクを見つけて、美肌作りを極めよう。
美容家・青木梨奈さんのコメント
目鼻立ちが綺麗なことより、お肌が綺麗な方が若く見えるのはご存じですか?まずは土台となるスキンケアでしっかりと肌を整えることが大前提ではありますが、その上で正しいファンデーションを選ぶためには、自分の肌タイプを知ること。そして、自分の肌に合ったファンデーション、また季節に合ったファンデーションを選んで、どんな仕上がりにしたいのかによって、何で塗るのかを決めると良いでしょう。そして化粧崩れしやすいTゾーンは、厚塗りすると崩れやすくなるため、残ったファンデーションを塗るくらいにすることも大切です。正しいファンデーション選びと塗り方で若見え肌を作りましょう!
監修者 Gran nine代表取締役 兼 NINE Group プロダクトプロデューサー・青木 梨奈
エステティシャン出身。大手化粧品メーカー、大手エステティックサロンやエステの本場・フランスに本社を置く有名エステサロンでの勤務、トータルビューティーサロンの店長を経験。その後、メンズサロンの立ち上げやトータルプロデュースを担当し、現在はエステティック協会認定講師として活動。医学学会論文発表、エステサロンコンサルティング、美容クリニックプロデュース、パーソナルカラー診断、化粧品、美容機器のプロデュース、エステスクール、インフルエンサー、コスメイメージモデル、商品アドバイザーとしてテレビ番組にも出演するなど、活躍の場を広げている。