どっちが散歩をされているのやら…1歳児に引っ張られる大きなセントバーナードに300万再生「ペース守ってるワンコにグッとくる」

　「散歩してるつもりの1歳3ヵ月」と題されたこのTikTok動画が話題に。大きなセントバーナードを先導して歩いていた男の子が、気づくと立場が逆転してしまう姿に、「セントバーナードもちびちびちゃんもかわいい」「もう背中のっちゃえ的なサイズ感がカワイイ」「これはワンちゃんのほうがお子さんを散歩してますね」などと多くのコメントが寄せられました。もうおばあちゃん犬であるセントバーナードとまだ1歳の男の子のふれあいに、飼い主さんは日々癒されているといいます。

　バリーちゃんはセントバーナードの女の子で、現在7歳。とても優しい性格で、「とにかく旦那のことが大好きすぎ」てちょっとメンヘラ気味なところもあると飼い主さんは語ります。

　息子さんがもっと小さかった頃は、抱っこ紐で抱っこをしながらバリーちゃんの散歩をしていた飼い主さん。その際に息子さんがリードを握っていることが多く、「持ちたいのかな？」と感じ、歩けるようになってからリードを持たせてみたのがきっかけでした。

「歩き疲れて抱っこをしてほしいけどリードも持ちたくて、泣きながら歩いていたこともありました（笑）。頑なにリードを離さないので、『最後まで散歩をしないと！』という使命感があったのかもしれません」

　散歩以外にも、2人の仲睦まじい姿なども投稿されているが、息子さんからするとバリーちゃんは“友だち”のような存在です。

「でも、『おやつをあげてきて』というとあげてくれるので、お世話をしている気分なのかもしれません。毎日『バリーー！』と呼び、バリーのおやつ袋を見つけると持って行ってよくあげています（笑）」

　バリーちゃんをお迎えしたきっかけは、飼い主さんがもともと「セントバーナードと暮らしたい」と考えていたことにありました。

「セントバーナードがいるペットショップはなかなかないのですが、ちょっと遠いところまで行って探し出しました。そこで、旦那がほかの犬よりも少し大きなバリーを見つけ、一目惚れをしたみたいです」

　バリーちゃんは女の子で優しい性格のため、息子さんとも仲良くしてくれそうだと思い、初めて会わせるときは本当に楽しみだったといいます。

「ところが予想とは真逆で、バリーは特に吠えることもなく、あまり興味がなさそうでした。息子がずり這いを始めた頃は、バリーはすぐに逃げていましたね（笑）。そこから仲良くなっていきましたが、バリーはもうおばあちゃん犬で一日中寝ていることが多く、息子が背中に登ってもお構いなしで寝ていました」

　現在の2人は一緒に遊ぶようなことはないものの、息子さんがなでなでしたりおやつをあげたりすることは多いそうです。

「息子がバリーの横に寝転がったり、ソファー感覚（？）でもたれかかったりしています。一緒に散歩に行ったときには、息子がリードを持つとバリーはゆっくりと歩いてくれますね」

　2人がふれあう姿が大好きな飼い主さん。「息子が不意になでなでをしにいくのが本当にかわいい」と熱弁します。

「私と息子だけ実家に帰省し、3週間ぶりに会ったときに、『バリーバリー！』ととても喜んでいる姿がかわいかったです。息子が悪いことをした際に怒ると、たまにバリーのほうに逃げていくこともあります（笑）」

　今まで通り、2人にはこれからもずっと仲良しでいてほしいとも願っています。

「息子はまだ単語しか話せないのですが、バリーに話しかけたらかわいいだろうなと今から思っています」