「飲んだ後の顔ｗ」野菜嫌いの1歳児が飲み干すスープが話題、ママは元“保育園の栄養士”

保育園の野菜スープは飲むのに家では飲まない…そんな悩めるママに向け、元“保育園の栄養士”ママが野菜嫌いの子どもでも飲めるスープを考案。1歳の息子さんが飲み干す姿に50万再生の反響があり「ほんとにゴクゴク飲むｗ」「これだとおかわりする！」などのコメントが寄せられている。レシピのポイントとアレンジ方法、幼児の偏食について話を聞いた。
▼レシピ動画は記事の最後をチェック！

――息子さんが飲み干す野菜たっぷりの「ちゃんぽんスープ」レシピが反響です。子どもが好むポイントはどんな部分にありますか。

「15分間、柔らかくなるまで野菜を煮ることで甘味と旨味を引き出しています。保育園では30分以上煮込みますが、家庭では15分でも大丈夫です。鶏ガラのほか、オイスターソースやウインナーで旨味を足し、コクのあるスープに仕上げています」

――アレンジ方法、調理のコツなどがあれば教えてください。

「うどんやラーメン、そうめんを入れてチャンポンにしてもおいしいです。豚肉やちくわ、モヤシなど入れ、とろみをつけてご飯にかけても食べられます」

――炭水化物を足すことで、一品でも栄養満点の幼児食に！　忙しい時に助かりますね。ママは「保育園の栄養士」として９年のキャリアがあるとうかがっています。

「子どもたちの為に栄養たっぷりのおいしい給食を作っていました。クラスに顔を出し、食べている様子を間近で見たり、一緒に給食を食べて感想や表情を見るとことができ、良い時間でした。給食を作るだけでなく、野菜を一緒に育てる食育活動や料理を教えるクッキング活動などもしていました」

――料理と栄養のエキスパートとして、子どもの偏食や食べムラに悩むパパママにアドバイスはありますか。

「私自身、息子が食べないことに悩んだ時期があります。1口食べれば良いほうで、ほぼ食べない。その時は気持ちもギリギリで追い詰められ、食事の時間を全く楽しめていませんでした。それでも、子どもにムリに食べさせることはしないように心がけていました。大人にも嫌いな食べ物があるように、子どもにも嫌いなものや食べたくない時もあるも思います。もちろん、作ったご飯はたくさん食べてほしい。でも、食事は食べさせることを目標にするよりも、“今、この子はどう思っているのかな？”と、子どもの気持ちに寄り添いながら、過ごすことが大切だと思っています」