素敵な笑顔…お互いを想い合う飼い主さんとゴールデンレトリバー、虹の橋を渡った愛犬に「優しいわんこでした」
2024-02-20 eltha
まるで人のような個性「多くの人が優しく肯定してくれてとても嬉しかったです!」
海に行って波を眺めたり、軽井沢でアイスクリームを食べたり、流星群を見に夜中の公園へ行ったり、お花見ピクニック、花火大会、バーベキューなど、エースくんとの思い出があふれるように蘇るそう。
「一緒に遊んだなかで、特に今でもよく思い出すのが、小さいぬいぐるみです。エースくんはぬいぐるみが好きでした。大きなぬいぐるみより、小さいぬいぐるみの方が好きで、よく両手の間に挟んで抱きしめるように一緒に寝ていました。エースが喜ぶと思って私が大きなぬいぐるみをクレーンゲームで取って渡しても、興味を持つのは当日だけ(笑)。毎日大切にしてるのは小さいぬいぐるみでした。エースくんの優しい性格があらわれていて大好きなのでよく思い出します」(石川さん)
「パピーの頃からキャッチが苦手で、木の棒・ボール・おやつなどを私がキャッチしやすいように優しく投げても、いつも頭や胸に当たって落ちてしまいました。エースくんは泳ぎも、走りも、ボール遊びも苦手で、どちらかというとインドアな性格です。こんなゴールデンレトリバーもいるんだな、人間と同じだな、と思っていました。そんなエースくんの個性を多くの人が優しく肯定してくれてとても嬉しかったです!」
キャッチが下手っぴなので猛特訓をした時です。 pic.twitter.com/8kbfnYKtXW
? エース (@ishikawamai5) January 28, 2024
亡くなった今も後悔の日々「いちばん近くで私を支えてくれていた」
「亡くなる1年前からもう長くないと分かっていて、出来る限りのことをしましたがもうだめでした。24歳から35歳までの間、環境が変わった時も仕事が辛かった時も、いちばん近くで私のことを支えてくれていたので、ついこの間まで背骨を抜かれた気分でした。今でも後悔の毎日ですが、最近は少しずつ楽しかったエピソードも思い出せるようになりました」
「仕事やプライベートで辛い時はいつもエースくんが心配してくれて励ましてくれて、甘えさせてくれたから頑張ってこれました」と石川さん。
「エースがいなくなったら私はどうなっちゃうんだろうと不安でしたけど、今は日常の中で少しでも幸せを見つけると『これはエースからのプレゼントだ』と思うことでエースくんの存在を身近に感じています。以前と同じように今も毎日ありがとうとエースに声をかけています」
お互いを想い合うバディのような関係性だった、石川さんとエースくん。エースくんを安心させるため「やるべきことをやる」と日々創作に向き合う石川さんに寄り添うように、今も見守ってくれているのではないでしょうか。
家族でお昼寝 pic.twitter.com/JCbJupmkV5
? 石川真衣/版画家 (@ishikawamai) December 22, 2023