小学1年生の息子さんを育てるシングルファザーのえむとしさんは、息子さんと暮らす日常をYouTubeで発信している。今年から、住んだこともなく身内もいない青森県に息子と2人移住することとなり、息子さんが人生初めての夏休みに入ったことで毎朝のお弁当作りに追われているという。シングルファザーになってから約4年、日々の息子さんとの暮らしを投稿している動画には、「幸せな親子ですね。素敵な笑顔でいっぱいで楽しそう」「片親で頑張ってるお父さん、本当に尊敬する」など2人を応援する多くのコメントが寄せられている。青森県に移住した経緯や、シングルファザーになってからの親子生活について、えむとしさんに話を聞いた。
家庭が壊れ絶望的に…頼れる人が誰もいない土地で息子と暮らすシングルファザーの地方移住「心の底から笑顔でいれるようになった」
2024-08-30 eltha
身内のいない北の地への移住、ワンオペ育児の大変さも「前向きに考えて笑顔に」
――シングルファザーになってから約4年、改めて振り返ってみていかがでしょうか。シングルファザーになった直後と現在での心境の変化などをお聞かせください。
「正直4年前は絶望的でした。家族が壊れたこと、息子に自分と同じ経験をさせることになったことなど、色々な感情を常に自分にまとっていました。あの時に比べたら今は前を向いて、今を生きている、今を全力で楽しんで心の底から笑顔でいれる自分がいます」
――今年、横浜から青森県へ移住されたと動画で拝見しました。移住した背景には、どのようなきっかけがあったのでしょうか?
「母が再婚した義理の父のお家にお願いして急に転がり込んだので、申し訳ないと言う気持ちと自立したいという気持ちがありました。近くの東京や横浜にも引っ越しをと考えて賃貸を探したり、転職など調べたりした時期もありましたが、どうせ引っ越しするならチャレンジしたいと思って住んだことも行ったこともない身内の居ない北の地に移住しました」
――身内のいない地で息子さんと2人暮らしすることに不安はなかったのでしょうか?
「シングルファザーになったときの環境適応能力って言うのですかね?意外と息子の方が現実を受け入れる切り替えが早いことは見て来たので心配はなかったです。ただ不安を探せばたくさんあります。毎日のご飯、小学校のお友達や先生、ママ友の繋がり、PTA関連、そして仕事先など。でも自分がいつもニコニコしていたらその不安は解決すると思っています」
――移住してからの息子さんの様子はいかがでしょうか?
「学校でもお友達や先生との関わりは上手くやっているのだと思っていますが、こっちに来て移住する前よりは甘えん坊になっている息子。(指しゃぶりやかまってちゃん) 寂しいのかなって思ったりするので、寄り添って一緒にいる時間を増やせればなって思っています」
――お父様にも心境的な変化がみられた部分があればお聞かせください。
「ワンオペ育児の大変さを日々痛感していますが、何事も前向きに考えて笑顔になっていると感じています。今までした事がなかったお仕事や環境の変化に毎日刺激を貰っていますので、良い意味で息子に負けず成長しているのかなって思います」
「正直4年前は絶望的でした。家族が壊れたこと、息子に自分と同じ経験をさせることになったことなど、色々な感情を常に自分にまとっていました。あの時に比べたら今は前を向いて、今を生きている、今を全力で楽しんで心の底から笑顔でいれる自分がいます」
――今年、横浜から青森県へ移住されたと動画で拝見しました。移住した背景には、どのようなきっかけがあったのでしょうか?
「母が再婚した義理の父のお家にお願いして急に転がり込んだので、申し訳ないと言う気持ちと自立したいという気持ちがありました。近くの東京や横浜にも引っ越しをと考えて賃貸を探したり、転職など調べたりした時期もありましたが、どうせ引っ越しするならチャレンジしたいと思って住んだことも行ったこともない身内の居ない北の地に移住しました」
――身内のいない地で息子さんと2人暮らしすることに不安はなかったのでしょうか?
「シングルファザーになったときの環境適応能力って言うのですかね?意外と息子の方が現実を受け入れる切り替えが早いことは見て来たので心配はなかったです。ただ不安を探せばたくさんあります。毎日のご飯、小学校のお友達や先生、ママ友の繋がり、PTA関連、そして仕事先など。でも自分がいつもニコニコしていたらその不安は解決すると思っています」
――移住してからの息子さんの様子はいかがでしょうか?
「学校でもお友達や先生との関わりは上手くやっているのだと思っていますが、こっちに来て移住する前よりは甘えん坊になっている息子。(指しゃぶりやかまってちゃん) 寂しいのかなって思ったりするので、寄り添って一緒にいる時間を増やせればなって思っています」
――お父様にも心境的な変化がみられた部分があればお聞かせください。
「ワンオペ育児の大変さを日々痛感していますが、何事も前向きに考えて笑顔になっていると感じています。今までした事がなかったお仕事や環境の変化に毎日刺激を貰っていますので、良い意味で息子に負けず成長しているのかなって思います」
淋しくならないように息子といる時間を増やす「たくましい父の背中を見せ続けたい」
――他のご家庭と比較したりして物理的に淋しく感じてしまう瞬間はあるかと思いますが、どのようにリカバリーされていますか?
「赤ちゃんが欲しいや、兄弟が欲しいは日頃常に言われます。たまにお母さんが欲しいとも言われます。内心はビビりますが、良いか悪いかは別として「じゃー新しいママ見つけないとね!クマのお母さんなんてどう?(笑)」って2人で笑いながら話しています。今は!」
――息子さんが淋しくならないように日頃心がけていることはございますか?
「シングルファザーになって2年目に正社員からアルバイトになって息子と一緒に居る時間を増やすようになりました。親が自分しか居ない分、誰かに預けることはもしかしたら違うのかなって自分は考えています。それが正解かはわかりませんが自分が子どもの頃を思い出した時に親と一緒に何かした、どこかに行ったと言う思い出が先に出てくるのでそう自分は決めました」
――今後、息子さんとどのような関係性を築いていきたいですか?
「良きパートナー、良き親友、そしてライバルでもある(笑)お互いを尊重する中で何でも話せる仲になれたと思っています。そうなるには自分は前向きにそして強くたくましい父の背中を見せ続けたいです」
「赤ちゃんが欲しいや、兄弟が欲しいは日頃常に言われます。たまにお母さんが欲しいとも言われます。内心はビビりますが、良いか悪いかは別として「じゃー新しいママ見つけないとね!クマのお母さんなんてどう?(笑)」って2人で笑いながら話しています。今は!」
――息子さんが淋しくならないように日頃心がけていることはございますか?
「シングルファザーになって2年目に正社員からアルバイトになって息子と一緒に居る時間を増やすようになりました。親が自分しか居ない分、誰かに預けることはもしかしたら違うのかなって自分は考えています。それが正解かはわかりませんが自分が子どもの頃を思い出した時に親と一緒に何かした、どこかに行ったと言う思い出が先に出てくるのでそう自分は決めました」
――今後、息子さんとどのような関係性を築いていきたいですか?
「良きパートナー、良き親友、そしてライバルでもある(笑)お互いを尊重する中で何でも話せる仲になれたと思っています。そうなるには自分は前向きにそして強くたくましい父の背中を見せ続けたいです」