千年以上前から、七夕の行事食は「素麺」!この時期には
素麺を食べるのが、千年以上前からの行事食となっています。もともとは中国の「索餅」という小麦料理だったようですが、日本ではいつの頃からか
天の川に見立て、この時期に食べやすい素麺を食べるようになりました。
色つき素麺もここからきています。
七夕の当日でも手軽に作れる、簡単素麺レシピをご紹介しましょう。
「七夕素麺」のつくり方素麺に好きな具材をのせて、いつもより少し豪華に、七夕をイメージして美しく盛りつけてみてください。いろいろな具材を一緒に食べても、素麺と絡めて一種類ずつ食べても美味しくいただけます。麺つゆを作っておくとなにかと便利ですので、冷蔵庫にストックしておきましょう。
<材料 2人分>・素麺 2把分
・出汁 2カップ程度
・麺つゆ 約1/2カップ分
【麺つゆ】※作りやすい量
・みりん 大さじ2
・酒 大さじ4
・砂糖 大さじ2
・醤油 180cc
【具材】※お好みで
・白葱 5cm分 小口切り
・茗荷 2個 細切り
・蟹 適宜
・鶏ささみ 1本
・胡瓜 1本 細切り
・錦糸卵 1個分
・蒸し茄子 1本
<作り方>1. 麺つゆを作る鍋にみりん、酒を入れて沸かしアルコール分が飛ぶまで3分ほど加熱する。同じ鍋に砂糖と醤油を入れて、砂糖を溶かしながら沸かし、沸いたら火をとめてあら熱をとり、密閉瓶に入れて保存する。
2. お好み具材を準備する・・・鶏ささみ、蒸し茄子鶏ささみは耐熱容器に入れ、少量の酒と塩(分量外)をふってラップをする。茄子はヘタを切り落として、水洗いし、そのままラップをする。ささみと茄子をレンジで800Wで2分加熱し、食べやすい大きさに割いておく。
3. お好み具材を準備する・・・錦糸卵卵1個に対し、小さじ1の砂糖を入れてよく混ぜ、熱したフライパンに油少々をひき、卵液を流し入れて薄く広げる。菜箸を使ってひっくりかえし、裏面はさっと焼いて取り出す。冷めたら細切りにしておく。
4. 素麺を茹でる大きめの鍋にたっぷりの湯を沸かし、素麺をぱらぱらと入れて2分ほど茹で、ざるにあげて、
しっかりともみ洗いする。
5. 盛り付け具材を綺麗に飾り、素麺と麺つゆを盛る。
★ポイント★
具材は好みでよいですが、細切りや小さめに切る方が素麺とからみやすくなります。全部の具材がなくても大丈夫です。錦糸卵を作るときは、フライパンが熱くなっていないと失敗します。卵液を多く入れすぎた場合は戻してよいので、薄めに焼きましょう。
家族に「食文化」の楽しさを伝えていくのは、アラフォー世代の役割です。日々の食事を大切に、暮らしを丁寧に、を意識するだけで心が豊かになるもの。麺つゆは、家にある調味料で気軽に手作りすることができるので、お好み具材をたくさんのせて、七夕の夜は素麺料理と星空を楽しんでみてはいかがでしょうか?
(hana(ウスイハナコ))