大豆と緑黄色野菜のいいとこ取り! 疲労回復効果もその栄養価の高さから「畑の肉」とも呼ばれる大豆と同様に、枝豆にも栄養がたっぷりです。とくに豊富な
ビタミンB1は、糖質をエネルギーに変えるときに欠かせないもので、
疲労回復効果もあることから、夏バテ防止にもひと役買ってくれます。また、脳細胞を活性化させて
老化予防にひと役かってくれる
レシチン、女性ホルモンのエストロゲンと似た働きをして
更年期障害を和らげてくれる
イソフラボンなど、女性に嬉しい栄養素もいっぱいです。
こうした豆ならではの栄養素に加えて、緑黄色野菜としての栄養も備えているのも嬉しいところ。大豆にはない
ビタミンCや
カロテンも豊富です。また、お酒好きなら見逃せないのが、タンパク質にある
アミノ酸メチオニン。アルコールの分解を促し、
肝臓の負担を軽くしてくれます。枝豆がビールのおつまみというのは、単純に味の相性だけでなく、栄養的にも最高の組み合わせなんですね。
枝豆の選び方、おいしい茹で方のコツ枝から切り離すひと手間がかかりますが、できれば
枝付きのものが鮮度がよくておすすめ。その際は
枝の感覚が狭いものを、
豆はふっくらしているものを選びましょう。早めに食べきるのがベストですが、食べきれないときは
固めに茹でて冷凍庫で保存します。
食べ方はシンプルな塩茹でが定番。おいしく茹でるコツは以下の3つです。
1.多めの塩でよくもむ
2.茹でる前には、さやの両端を5mmほどカットする
3.余計な旨味を逃がさないよう、茹で汁は少な目にし、茹で過ぎに注意する
塩でよくもむと余計なうぶ毛がとれ、
鮮やかに茹で上がります。また、さやの両端を切り落とすと切り口から茹で汁がしみこみ、
味がよくつきます。茹で時間は
4分程度が目安です。