秋になると絶対にはずせないのが栗スイーツ! モンブラン、栗のタルト、栗のパウンドケーキ、栗蒸し羊羹…想像しただけでワクワクしますね。でも、自分で作るとなると、ちょっと難しそう? 今回は市販のペーストや冷凍パイシートを使ったマロンパイをご紹介します。
今が旬の栗の渋皮煮を包み込んだマロンパイ。サクサクのパイ生地に、マロンペーストがたっぷり入ったアーモンドクリームと、栗の渋皮煮がまるごと1粒ごろんと入った贅沢なスイーツです。
それでは、さっそく作り方です。
●冷凍パイシートでかんたん!マロンパイ(8個分)・冷凍パイシート(18センチ角)…2枚
・マロンペースト(市販)…100g
・バター(食塩不使用)…30g
・卵…1個
・アーモンドパウダー…50g
・栗の渋皮煮(市販)…8個
・溶き卵(艶出し用)…1個
・A粉砂糖…30g
・A水…小さじ1
<下準備>冷凍パイシートは表示通りに解凍しておく。バター、卵は室温に戻しておく。渋皮煮はペーパーで汁気をふきとっておく。マフィン型(直径7.5センチ)にバターを塗っておく。オーブンを200℃に予熱しておく。
1)市販のマロンペーストをゴムベラで柔らかく練り、バターを加えて少しずつ練りあわせてなめらかにする。
2)卵を溶きほぐし、1に3〜4回に分けて加え、その都度、泡立て器で手早く混ぜる。アーモンドパウダーをふるい入れ、ゴムベラで均一に混ぜる。
3)台にラップを敷き、パイシートを置いてラップを重ねる。めん棒でひとまわり大きく広げて4等分にする。もう1枚のパイシートも同様にのばし、4等分する。(10センチ角程度のパイシートが8枚とれれば良い。)
4)パイシートの中央に2の1/8量と栗の渋皮煮をのせて軽く押さえる。ふちに溶き卵を塗り、風呂敷包みにして、とじめを押さえる。残り7個も同様にする。(※写真参照)
5)表面に溶き卵を塗り、とじめの部分に楊枝などで4〜5か所穴をあける。
6)200℃に温めたオーブンで25分ほど焼く。
7)こんがり焼けたら取り出し、網の上で冷ます。粗熱がとれたら、Aを混ぜあわせたものを小さなスプーンでとり、線を描くようにする。完全に乾いたら出来上がり。
見た目は本格的なので、プレゼントしても喜ばれると思います! パイシートやマフィン型の大きさは、今回使用したものを記載していますが、まったく同じでなくても大丈夫です。ぜひ、気軽に挑戦してみてください。
(森崎繭香)