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これだけは手抜きしないで! シャワーで顔をすすいではいけない理由

夜の洗顔はお風呂で、という人は多いのではないでしょうか。湯気で汚れが落ちやすくなるし、シャワーでサッと流せて楽ちんと思うかもしれませんが、これが美肌を妨げる原因に。どうしてシャワーで顔をすすいではいけないのでしょうか?


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■シャワーが肌トラブルの原因に

シャワーを使えば、すみずみまで流すことができるので、すすぎ残しがなく、肌にいいイメージがあるかもしれません。しかし、実際には肌を傷め、乾燥やたるみを引き起こします。その理由は次の通りです。

●水圧が強すぎる
顔の皮膚はとてもデリケート。体にはちょうどいいと感じる水圧でも、ダメージを与えてしまいます。だからといって、弱すぎると気持ちが悪く、つい強めにしてしまいがちです。

●皮脂を取りすぎてしまう
水圧が強いと、必要な皮脂まで洗い流してしまう可能性があります。すると、肌が乾燥しやすくなってたるみを引き起こすことも。バリア機能が低下することもあり、肌荒れの原因にもなります。

●たるみ毛穴の原因に
水圧によって、毛穴がたるみやすくなるといわれています。楕円形や涙のような形の毛穴が目立つようになったら要注意です。また、シャワーによって、開いた毛穴に汚れが再び入り込んでしまうこともあるようです。

●温度が高すぎる
風呂場では裸ですから、シャワーの温度も体にちょうどよく設定するのでは。しかし、それでは熱すぎて、肌にダメージを与えてしまいます。顔の皮膚への適温は32度くらい。40度近いと乾燥だけでなく、ニキビを作る原因にもなりやすいです。

高価な化粧品を使ったり、マッサージをしたりとがんばっても、シャワーによるすすぎをするだけで台無しになってしまいます。暑い夏はとくにサッと済ませたくなりますが、肌への影響を考えると使うのをためらうのではないでしょうか。


■肌を守る、正しいすすぎ方

シャワーを使えないなら、どうすればいいの? そんな人のために、正しいすすぎ方を紹介します。

●すすぎは「手」で!
両手に水をためて、それを顔にかけます。このとき、手で顔をこすらないように注意して。

●体温よりも低い温度で
使用する水は30〜34度くらい。冷たすぎず熱すぎない温度を目指します。

●年齢の数だけすすぐ
これはよくいわれる方法です。まずは全体に10回くらい水をかけ、それから生え際や小鼻の周りなど、すすぎ残しができやすいところを20〜30回ほどすすぎます。50回以上すすいでもまだ残っているように感じる場合は、洗顔料に問題があるかもしれません。

洗顔ではすすぎのほうが重要といわれるほど、大切なポイントです。なかなか肌荒れが改善しない、夏なのに乾燥するというときには、すすぎを見直してみましょう。
 
 
(丸部りぃ)
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