私は、春子。小学4年生になる息子・奏翔はお友達にも恵まれ、私も仲の良いママ同士でよく連絡を取り合っていました。
誰かひとりがスイミングや塾に通い始めると、みんなが「やりたい!」と言い出すのが小学生。必然的に同じ習い事に通う子も多かったのですが、ある日、ボスママ的存在の秀子さんから連絡が来て…。
秀子さんは、息子の優くんが他の子よりも上にいることに執着しています。
テストなどがあるたびに、周囲にテストが受かったかどうかをチェックし、優くんの順位が上であることを伝えてくるのです。
私は、そんな秀子さんとの付き合いに正直げんなりしていました。優くんはいい子だし、秀子さんも悪い人ではないけれど、とにかくわが子自慢が多すぎて…。毎回毎回、反応しなければいけないことに疲れはじめていました。
しかし、そんな私の気持ちとは裏腹に、秀子さんのわが子の自慢は止まることを知りませんでした。
これまで秀子さんの機嫌を損ねないようにと、みんな揃って太鼓持ちばかりしてきました。そんなある日、ひとりのママが「うちの子も100点をとった」と正直に報告したのです。
当然、悔しく思った秀子さん。これをきっかけに、わが子自慢に拍車がかかっていきました。
次回に続く!
※この漫画は実話をべースにしたフィクションです
原案・ウーマンエキサイト編集部/イラスト・タキノユキ
(ウーマンエキサイト編集部)