■前回のあらすじ【母side】
人前で自分の娘・桃子を卑下した夏菜子。それを聞いていた桃子が怒り…
【母side】その日を境に、娘は何かと私に突っかかったり、ネガティブな発言をしたりすることが増えていきました。




恥ずかしながら、そこでようやく「私の言葉で、桃子はすごく傷ついていたんだ」と気づいた私。
2人でちゃんと話さなければいけないと思い、後日、ショッピングに誘いました。



桃子に「理解不能」と言われ、私はしばらく黙ってしまいました。いくら大人が謙遜して相手に話しているとはいえ、桃子の前で本人のことを悪く言うのは、いけなかったなと反省しました。
そして、私は素直に桃子に謝ることにしました。

娘にはきちんと謝って、なんとか仲直りすることができました。そして私は、ママ友関係を気にするばかりで、子どもに甘えてしまっていたことを猛省しました。
それ以来ママ友と話す時には、娘のことを悪く言わないように気をつけています。


もし褒められたら、娘の努力を伝えることにしました。もし、その場に娘がいれば一緒に喜ぶことにしています。
自分の子どもを褒めてもらえるということは、見てもらえてるということ。子育て中は、本当にその些細な一言がとてもうれしいものです。
だから私も相手の子どもの素敵なところやママ友を見習いたいことがあれば、口に出して伝えるようにしました。
おかげでママ友とも良好な間柄が築けるし、子どもたちも誰かに認めてもらえたことは自信につながります。
そしてそれは自分の子どもに対しても同じ。「わかっている」と勝手に思わずに、声に出して伝えなければいけないこともあると学びました。
※この漫画は実話をべースにしたフィクションです
(ウーマンエキサイト編集部)