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新米のみずみずしさ&甘みを楽しむ! 「鍋炊きごはん」

秋は実りの季節。毎日の食事に欠かせないお米も、美味しい季節を迎えます。そこで、秋に出まわる「新米」で、鍋炊きごはんに挑戦してみませんか?


(c) FRANK - Fotolia.com



■新米ってどんなお米?
「新米」と表示して売ることができるお米は、JAS法で「その年に収穫されたお米で、且つその年のうち(12月31日までに)包装されたもの」とされています。新米に対し、前年のものを古米と呼びます。(さらにその前年のお米は古古米、と呼ばれます)。つまり、新米とは「鮮度のいいお米」。

鮮度のいいものはみずみずしく美味しいもの。新米は古米よりも水分が多くふっくらと美味しく炊き上がり、噛むほどに甘みが感じられます。

■新米を上手に炊くには
通常はお米1の容量に対して水は1.1〜1.2倍程度。水分を多く含む新米はお米1の容量に対し、同量〜1.1倍程度、という具合に減らします。お米1合は180ccです。分量に幅があるのは、お米の種類や状態によって水分量に違いがあるためです。

また、水分を含む分柔らかいので、やさしく研ぐのがおすすめです。昔の家庭科の授業では、お米をギュっと洗うよう習った方もいると思いますが、近年では精米技術が上がりお米の外皮はキレイにとれているそう。新米に限らず、あまり力を入れるとお米が割れてしまうので、気をつけてくださいね。


■新米で作る鍋炊きごはんのレシピ
土鍋や厚手の鍋でごはんを炊くと、じっくりと熱が加わることでより美味しくなります。新米の場合は粘りや甘みも増すので、ついついごはんがすすみますよ。

レシピ制作:料理家 崎野晴子


<材料 3合分>
米 3合
水 3合同量〜1.1倍(540〜590cc)
※お米の種類や状態によって多少異なります。様子を見て加減してください。

<作り方>
1、お米をボウルに入れ、かぶるくらいの水を入れる。3回ほど研いだらすぐに水を捨てる。(最初にぬかの匂いが一番濃く出るので、匂いが残らないよう、最初はさっと研いですぐに水を捨てるのがポイントです!)

2、力を入れすぎないように、お米を研ぎ、水ですすぐ。(これを3〜4回繰り返します)

3、しっかりと水気をきり、かぶるくらいの水(分量外)を加えて20分吸水させる。

4、20分たったらしっかりと水気をきり、お鍋にお米を入れ、分量の水を加える。強火にかけ、タイマーを11分にセットする。蒸気が上がって吹いてきたら、弱火に。時間になったら火を止め、11分蒸らす。

強火は鍋底からはみ出ない程度に。あまり強すぎると焦げてしまいます。

炊き時間はお米の分量によって変えていきます。
1合の場合は7分、2合の場合は9分、4合の場合は13分でセットします。蒸らし時間は炊き時間と同じ時間にセットします。

お米の産地が異なると、多少水分量を変えないときれいに炊けないことがあります。初め様子を見たいときは1合でチャレンジして、加減してみてくださいね。

(崎野晴子)
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