みなさま、いつもお読みいただきありがとうございます。mochiko.です。
気づけば春までもうちょっとですが、みなさま、いかがお過ごしでしょうか。
わが家は春を迎えると息子が年長さんに進級し、娘はプレ幼稚園へと通うことになるのですが…、つまり今年は息子がランドセルを購入する年ということです。
えっ、早。怖っ。っていうのが正直な感想だったりします。
時の流れ怖い怖い。
さて、昨年から続いてきた「母を締め出してしまった大事件」シリーズ、今回をもちまして最終回です。
最終回に見合う展開になっておりますので、ぜひ最後までお読みいただけると嬉しいです。
あえて申し上げておきますが、本当の話です。ノンフィクションです。
■絵に描いたような八方塞がりの状況に陥り、母は…!?
わが家(一軒家)の裏がもしかしたら開いてたりするかも!? と言ってみた母でしたが、きっちりした性格の人だったこともあり、残念ながら施錠はばっちりの状態でした。
打つ手がなくどうしようかと絶望すら感じる母、家が壊れんばかりの声量で泣き叫ぶ私、助けはなし。
絵に描いたような八方塞がりの状況です。
悩みに悩み抜いた末、母は
「もうこうするしかない」と、花壇のそばに置いてあった父愛用のスコップに目がいきます。

手にスコップを持ってから、やはり数秒はためらったそうですが、「これでお父さんに怒られたら素直に謝ろう」という思いを胸に、誰にも聞こえないような声で「ごめんね、お父さん」とつぶやいた母は…、
■意を決した母は、手にスコップを持ち…!?
学生時代、ソフトボール部で慣らしたバッティング能力を最大限に発揮し、窓ガラスをぶち破りました。
思い切りすぎた行動に思えるかもしれませんが、私が母親になった今、同じ状況に娘と息子がなったら…、間違いなく母と同じように迷わずに窓ガラスをぶち破ると思います。
近所で多少有名になろうが関係なし!
子どもたちの救出が最優先です。
無事に母と再会できた私は、大泣きしながらも無事ではあったものの、それはそれは母に叱られました。
父は帰ってきてから、わが家の惨状に言葉を失っていた様子でしたが、あまりそのへんの記憶はありません。
きっとショッキングすぎて脳が記憶を消去したんだと思っています。
ちなみに後日、ガラス屋さんに来てもらってこの窓は直してもらったんですが、ガラス屋さんのおじさんに「空き巣が入ったのかい?」と言われたという盛大なオチ付きです。
さて皆様、前編・中編・後編と長丁場の記事でしたが、お付き合いいただき、本当にありがとうございました。
この話は、数々のやらかし伝説を残してきた私の中でもトップクラスの話で、もはや持ちネタのようです。
どうかみなさまは、こうなってしまわぬよう、冬の寒い日にお子さんを先におうちの中へ入れられる際は十分にお気をつけくださいませ…!
(mochiko.)