現在、小学4年生の娘は、一年前(小学3年生のころ)まで、辞書を引くのが大の苦手でした。
宿題の漢字プリントや、日記…小学生が漢字を調べるために、辞書を使うことは、思ったより多い。
■辞書を引くのがめんどくさくて、嫌いだった娘
娘は、わからない漢字を調べるのがめんどうで、よく私に聞きに来ていました。
正直…教えるのは、簡単です。
しかし、聞いただけでは、なかなか覚えられないのが漢字。
自分で辞書を引いた方が、確実に覚えられる。

自分で辞書を引くように言うと、娘は、ブツブツ言いながら部屋に戻って行き、だるそうに、辞書をぺらぺらとめくり始めます。
そして
「ない! 載ってない!」と、怒りだします。

そんな娘を見ていて、自分が小学生の時のことを思い出しました。
私も小学生のころ、辞書を引くのが嫌いでした。
同じように母親に聞きに行き、「自分で調べなさい」と言われ、イライラした記憶があります。
■娘が辞書を引くのが上手になったキッカケとは!?
辞書を引くのも、うまくなかったので、なんども目的のひらがなを通り過ぎて、「この漢字は、載ってないんだよ! ほら!」と自信満々に親に言いに行き、「絶対にあるから、見つかるまで探しなさい」返り討ちにあっていました(笑)
今目の前で見ている娘は、まさにあのときの私…。
そう思うと、手助けしたいという衝動にかられます。
しかーし! それでは、娘のためにならない!
私は、娘の気持ちは、理解していることを話し、

それから…

辞書を引くのがめんどうだと思うのは、今だけ。
練習すればするほど、めんどうじゃなくなると、話しました。
それを聞いた娘は、早く辞書を引くのが、めんどうじゃなくなりたいと、やる気を出してくれました。

小学4年生になった現在、
娘は辞書を引くのがとても上手です。もう漢字を聞きに来ることは、ありません。
辞書を引くことに、抵抗もなくなり、わからない漢字があると、ささっと辞書を引くようになりました。
めんどうだったり、きつかったりする先には、楽があることを、親として教えてあげることも大切だな〜と感じました。
(SAKURA)