高校3年生の長女の卒業式でのエピソードです。

コロナでいろんな行事が中止や縮小されてるなか、「卒業式はどうなるんだろう?」と母子で心配していました。
沖縄ではほかの地域より派手に卒業式をお祝いします。
親はもちろん、親戚やおばあちゃんおじいちゃんも花道で孫に大きな花束を渡したり、塾の先生たちも生徒にお菓子のリースを渡したりして、それはもうにぎやかです。

昔は小麦粉を投げたりしたらしいですが、私は見かけたことないですね!
それでもシーズンになると、学生に小麦粉を売るのが中止になったりします。
そんな例年の卒業式、今年は無理なんだろうなあ。
数日後、卒業式についてのお手紙をもらってビックリ。
●式に参加できるのは親ひとりのみ。
●式の最中、親は別室でモニターで式を見る。
●花道を作るのは禁止。
●行きも帰りも、親と子は別々。

せめて校門前で一緒に写真を撮りたかったけど…それも無理みたい。
こんなご時世ですし、中止にならなかっただけでもいいのか〜。
そして結局…


なんと、禁止されていたはずなのに、式の後に花束やお菓子のリースを渡す保護者がいたそうな…。

「それなら私も行きたかった!!!!」と思ってしまいましたが…そうじゃないですよね。
わが子を祝いたい気持ちはみんな一緒だと思いますが、ここは我慢すべき。
ちょっと複雑な気持ちになってしまいましたが、当の長女は親が来なくても寂しがることなく、サバサバしていました。
次は次男の小学校の卒業式。
こちらは式を縮小、花道禁止とのこと。
次男は花道でリースや花束をもらうのを楽しみにしていましたが、それは式の後、家で渡そうと思います!
(まえだゆずこ)