■前回のあらすじ
周りの視線が気まずくてずっと下を向いて歩いていたけれど、ふと顔を上げると、応援してくれているような優しい視線だったのです。
■みんなが声をかけてくれて…



顔を上げると、そこには迷惑そうな顔をしている人は誰もいませんでした。わざわざ近づいてきてくれて、声をかけてくれる人もいました。
「お母さん、頑張れ」「大丈夫よ、大丈夫」と言われて、涙が出そうになりました。
子育てをがんばっていることを知らない人に認めてもらえるって、すごく嬉しいことだなぁと思いました。
■自転車に乗せるのも限界に…




末っ子・うりくんは抱っこすればすぐに泣き止むものの、長女・いとちゃんは一向に泣き止まず…。もう一度自転車に乗せることもできないし、頑なに歩いてくれそうにもありませんでした。
しばらく立ち往生していると、何やら強面なおじいさんがじっとこちらを見ていて…。
次回に続きます。
(わさび)