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余ったおせちの「●●●」がポテサラに変身?! 美味しいおせちのアレンジ術

お正月にはおせち料理がなくてははじまらない! そう思って用意するものの、毎年のように余らせてしまいがちです。日持ちするものでも、そのまま食べ続けるのは飽きてしまうので、アレンジして消費しましょう!


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■その1:ほかの料理に混ぜて消費する
おにぎり、ポテサラ、チーズトースト

おせち料理はそれぞれ細かく切って、ほかの料理に混ぜてしまうのが手軽なアレンジ法です。

大量に作って余らせてしまう「昆布巻き」「おにしめ」などの煮物系は、ごはんと混ぜるだけでOK。オーブンで少し焦げ目をつけて焼きおにぎりにすると、香ばしい香りが食欲をそそり、子どもも食べやすくなります。


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祝い肴として知られる「田作り」は、地味ながらもおせちには欠かせない一品ですが、少しだけあればいいのでやっぱり余らせてしまいます。「ザ・和食」ともいえる食材ですが、じつは洋食や中華にもアレンジできるのです。


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たとえば、ポテトサラダチーズなどとの相性が抜群。子どもが和食に飽きてきたころ、食パンにチーズと田作りをのせてトーストすれば、カルシウムたっぷりのおやつに。チャーハンの具としても最適です。


■その2:ホットケーキミックスで「スイーツ」に
蒸しパン、ドーナツ、ホットケーキ

おせち料理にはおかずとはいえ、きんとんなどの甘いものもありますよね。これらはスイーツにしてしまいましょう。

「きんとん」、「黒豆」、「伊達巻」は、ホットケーキミックスと混ぜるだけで子どものおやつに変身。そのままホットケーキとして楽しんでもいいし、牛乳などの分量を調整すれば、蒸しパンやドーナツなどにもアレンジできます。


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お正月明けのママたちはイベント続きで疲れ果てていることも。今週末は自宅でゆっくり過ごしたい! そんなときは、子どもと一緒にこのアレンジスイーツ作りをすれば、おうちで楽しめる上におせちも消費できて一石二鳥です。

■その3:生ものは早めに消費する
漬け丼、パスタやピザの具に

正月には刺身盛りなどの生ものを用意することもあります。冬とはいえ日持ちがしないので、早めに消費するように注意しましょう。

それでも余ってしまいそうなときには、醤油だれに漬け込んで「漬け丼」にすると、次の日も新たな気持ちで楽しめます。

たれの分量はお好みですが、我が家では、醤油3に対してみりんと酒が1ずつ、最後に白ごまをぱらりとかけています。面倒なときにはわさび醤油に漬けてしまいますが、それでもじゅうぶんおいしいです。コチュジャンとごま油をプラスして、韓国風にアレンジしても飽きが来ずに楽しめます。


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魚介類のなかでも「数の子」は比較的、日持ちがしますが、アレンジがしにくいので冷蔵庫に放置しがち。塩分も強いので大量消費には向いていませんが、ピザやパスタの具としても使えることを覚えておくと便利です。オイル系だけでなく、クリーム系のソースにも意外と合います。

■その4:おもちは無理せず保存
飽きたらおもちピザ、ワッフルに

焼いてもよし、煮てもよしと、アレンジの幅が広い「おもち」ですが、さすがにこればかり食べ続けるのはためらいますよね。そんなときは無理に消費せずに、冷凍保存してしまいましょう。1つずつラップで包み、ファスナー付きの保存袋に入れて冷凍します。

それでもいつかは食べなくてはなりません。いつもの食べ方に飽きたら、「おもちピザ」はいかがでしょうか。シートやアルミホイルの上に隙間なくおもちを並べたら、その上にソースや具材をトッピングしてオーブンで焼くだけです。

あまり厚みがないおもちなら、ワッフルメーカーで焼くのもアリ。なかはモチモチ、外はパリパリと香ばしいスイーツに変身します。あずきはもちろん、生クリームやジャムなどのトッピングもよく合うし、不思議な食感がヤミツキになりそうです。


おせち料理には無病息災や子孫繁栄など、それぞれに願いが込められています。アレンジして姿が変わったとしても、その思いはきっと引き継がれるはず。飽きてしまっていやいや食べるよりも、楽しく消費するほうがすてきな一年を過ごせそうです。
 
 
(藤井蒼)
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