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食習慣で風邪予防! のどの「うるおい」を保つ方法

空気が乾燥する冬は、のども乾燥しがちです。のどの粘膜がうるおっていないと抵抗力が弱まり、風邪をひきやすくなってしまいます。のどの乾燥がひどく、痛み・咳といった症状があれば、早めに医療機関を受診して、医師のアドバイスを受けましょう。

ただ、そうなる前に日ごろからしっかりのどをケアしておくことも大切。インフルエンザもはやっていますので、しっかりのどを保湿して体調管理に努めましょう。

ハチミツレモン紅茶

(c) Syda Productions - Fotolia.com



■オリーブオイル
炎症を抑える効果があるといわれているオリーブオイル。一口飲むと、油脂分がのどに膜をはって、のどのうるおいが長続きするのだとか。歌手がオリーブオイルをスプーン1杯程度飲んで、のどをケアしている…という話を聞いたことがある人も多いのではないでしょうか? 

フレッシュで良質なエキストラバージンオリーブオイルは直接口に含むことができます。ただ、中には刺激が強いオリーブオイルもあるようなので、最初はごく少量をなめるくらいから試してみると良いでしょう。

また、開封したオイルは酸化が進みやすく、酸化した油は体に良くないそうなので、新鮮なオリーブオイルを使うようにしましょう。

■ハーブティー
ハーブの中にも、免疫機能アップや炎症を抑える効果が期待できるものはたくさんあります。特にカモミールには炎症を抑える効果だけでなく、保湿作用があるとされていますので、いつものお茶をカモミールティーに替えると、のどのケアにつながりそうです。

中には、のどのケアのために、ハーブティーでうがいをしている人もいるようです。少しもったいない気もしますが、のどの乾燥が気になったら、試してみてはいかがでしょうか?

■ハチミツ
「風邪をひいたときは、ハチミツレモンが定番」という家庭も多いのではないでしょうか?

殺菌作用があるとされているハチミツも、のどのケアに効果が期待できる食材。のどに良い食材だということは昔から広く知られていて、市販ののど飴などにもハチミツを使った製品がたくさんあります。

殺菌作用に加え、のどの粘膜を保護する効果も期待できるため、乾燥が気になるときには、ハチミツをなめたり、お湯で溶いて飲んだりすると良いとされています。紅茶などに砂糖を入れて飲んでいる人は、砂糖をハチミツに変えてみるのも良いでしょう。

■大根
大根も、昔から風邪・咳の症状を緩和するために、民間療法として広く用いられてきた食材です。

大根には酵素やビタミンCがたくさん含まれていて、それらがのどの粘膜を強化してくれるとのこと。また、炎症を抑える効果も期待でき、咳やのどの痛みがつらいときにも良いとされています。



■自家製ハチミツ大根でのどをケア!
のどに良いとされる「ハチミツ」と「大根」。これを組み合わせて「ハチミツ大根」にする方法もおすすめです。

作り方はいたって簡単。大根をサイコロ状に切って密封容器に入れ、そこへハチミツを注ぐだけ。そのまま一晩漬けておくと大根から水分が出て、ドロッとしていたハチミツがサラサラになります。そうなれば完成です。あれば、薄い輪切りにしたユズを加えてもOK。

大根は少し甘い漬物のようになり、おいしく食べられます。漬け汁は「大根あめ」としてそのままなめたり、お湯で溶いて飲んだりすると、のどに良いとされています。

のどの乾燥やイガイガが気になるときには、やはり早めに医療機関を受診したり、市販薬を使ったりするのが一番。しかし、「とりあえず何かケアをしたい!」「乾燥・イガイガを未然に防ぎたい!」というときは、民間療法を試してみるのもひとつの方法。乾燥が気になる季節はまだまだ続きますので、上手に乗り切っていきましょう!
 
 
(森川ほしの)
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