■前回のあらすじ
仕事では役立たずの私でもオンラインサロンでは頼られ、楽しく過ごす日々。ただしサロンでの活動にはお金もかかっていき…。
※この物語はフィクションです。実在の人物や団体などとは関係ありません。
サロンでの楽しすぎる活動の反面、仕事は相変わらずプレッシャーが続き、家のなかは次第に荒れていきました。朝は起きられず、夜はほぼ外食、子どもたちにさえ1日3食コンビニのごはんで過ごしてもらうことも…。
家庭での私の異変に、夫はしばしば注意したり、サポートをしてくれようとしていました。夫も仕事で忙しいなか家事を引き受けてくれることも多かったのです。しかしそれでも仕事の重圧からは逃れられず、さらに逃げ場としてオンラインサロンにハマっていきました。
この頃はもうオンラインサロンのなかでしか元気に生きていると感じられなくなっていたのです…。
そして私の綻びは、隠せないところまでいっていたのです…。
仕事の忙しさで私の生活が崩れていると思っていた夫が見つけたのは…! そんなときにも私はサロンに打ち込む日々を続けていました。
仕事のプレッシャーはサロンで必要とされることによって昇華される…本気でそう思っていた私。
私はSNSはそれほど得意ではなかったのですが、サロンでインフルエンサーやモデルの卵のような若い子たちと交流ができたことでフォロワーがぐんと増え、なんと10万人越え! 私はすっかり有名人になった気分でした。
しかしそんな異常な日々も終わりに近づいていました…。
次回に続く(全4話)毎日19時更新!
(ウーマンエキサイト編集部)