こんにちは、あり子です。
■前回のあらすじ
陣痛室への付き添いを希望した夫がひたすらスマホ。ついに動きだしたと思ったら外食へ…立ち会いを希望していたパパは果たして出産に間に合うの!?
のどが渇いたけれどペットボトルを取る気力もすでに残っていませんでした。

一方、陣痛室をあとにした夫は…

いつ産まれるか分からない
のに外食ではなく、いつ産まれるか分からない
から(時間をつぶすため)ゆっくり外食をしようと思ったそうです。
そしてしばらくして外食に行った夫が戻ってきました。
そのすぐあとに助産師さんも陣痛室にやってきて、子宮口の開きをチェックしました。
夫、ギリギリ出産立ち会いに間に合いました。ヨロヨロしながら分娩台に上り、いよいよ出産。
ドラマなどで出産シーンを見て、いきむときに目をギュッと閉じて叫んでいるイメージがありました。
しかし実際には…

これが本当にむずかしかったです。
どうしてもいきむたびに目を閉じてしまうし、声も出てしまいました。
なんだかんだありましたが破水で早朝入院し、その夜に長女が産まれました。
そして夫から出産立ち会いに間に合った理由がこのあと明かされました。
夕食を食べるために病院を出る前に助産師さんとこんなやり取りをしたそうです。



いつ産まれるか分からない状況で、さらに陣痛に耐える妻を残して外食に行こうとする夫に助産師さんも「それはちょっと…」と感じたのでしょうか。
去りゆく夫にこう声をかけたそうです。

この助産師さんの一言でようやく「これはのんびり食べてはいられない」と思ったそうです。

「外食を中止する」という選択肢ではなく、「食べるスピードを速くする」という選択をした夫。
夕食はきっちり食べて陣痛室に戻ってきました。
もしかすると助産師さんの言葉がなければ夫は
出産の立ち会いに間に合わなかったかもしれませんね…
(あり子)