■前回のあらすじ
婦人科に行くと医師から「ポリープができている」と言われ、そのまま手術をすることに。術後帰宅してしばらくすると、血が滝のように出始め…。
■止まる気配のない出血…どうすればいい?手術した病院は診療時間が終了し、電話しても誰もでませんでした。
ナプキンをはめるものの夜用でも太刀打ちできないほど血の勢いがすごく、数分で何度も何度もトイレで交換しました。
人間ってどのくらい血がでたら死ぬんだろうか…と不安になるほどのものでした。
徐々におさまるだろうと思っていた出血は夜の10時になってもおさまらず、ひどいまま…。
こんなに出血って続くのか…
悪い想像が頭をよぎりました。
夫が不在の今、相談する人もいない。血が出すぎているのか、出産した後の“貧血で足元がフワフワした感覚”になっていました。ですが意識はしっかりしている状態であったためなんとか正気を保てていたと思います。
電話で救急車を呼ぶべきか、いや、まだ意識もあるのに迷惑にならないか…。事態は一向に回復の兆しがないのにこのまま、悩んでいても時間の無駄だ。まずは、どうするべきか救急医療電話相談窓口に電話をしました。
1軒目、婦人科の先生が不在
2軒目、そこも先生がいないとのこと。
3軒目、そこも対応できない。
4軒目、そこもダメでした、と電話口で告げられ
「朝まで見てもらえないかも」と思っていると…
■救急病院で手術をすすめられるが…よかった…! と安心したものの、時刻は夜の11時すぎ。申し訳ないと思いながらも、2歳の三女を置いては行けないので11歳の次女に一緒に来てもらえるようお願いしました。
意外と意識はハッキリとしていて、自分で運転し病院に行くことができました。夜間専用窓口で警備員さんに止められ事情を話すと、看護師さんを呼んでくれました。
電話で事前に相談していたのですぐに先生が現れ診察台へ…。すると診察台に寝ている状態で医師から、
「あなたの筋腫は子宮から頸管までつながっていて、今は中途半端にちぎられた状態になっています。つまり まだ子宮に筋腫が残っていますよ」と説明を受けました。
夫が出張で不在、両親とも遠方で、すぐに駆け付けることは無理だ。
私は、すぐに答えを出せず、言葉が出ませんでした。
本記事はあくまで筆者の体験談であり、症状を説明したり、医学的・科学的な根拠を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。
参考:「子宮鏡手術について」出典:恵愛生殖医療医院
(あん子)