ホーム エンタメ > こんな輝いている娘を見たのは初めて…母娘で心から笑えた日/子どもを縛るママと尊重するママ(10)【親子関係ってどうあるべき? Vol.90】

こんな輝いている娘を見たのは初めて…母娘で心から笑えた日/子どもを縛るママと尊重するママ(10)【親子関係ってどうあるべき? Vol.90】

■前回のあらすじ
娘と向き合おうと決めた朱音だったが、放課後に歌の練習があると聞き、無意識に圧をかけてしまう。朱音は笑顔で「行って大丈夫だよ」と告げるが、それでも「勉強」「一番」にこだわる娘を見て、自分が娘を縛り付けてきたことに気づく。

私が反省の日々を過ごす一方で、結衣はミュージカルの練習に励む毎日を送っていました。私も結衣も少しずつ少しずつ相手の顔色をうかがうことは少なくなり、思ったことも言葉に出せるようになってきました。



私はまだ結衣にとって何が負担で、何がツラいのかを理解できている自信はありません。でも結衣の本音を今度こそきちんと聴けるようになりたい―。そしていよいよミュージカル本番の日が来て…。





結衣の成績ばかり気にしていたときは、紗枝の教育法をどこか見下してしまっていたところがありました。でも実は紗枝の「子どもの好きなことを伸ばす」方針は、子どもにとってとても重要だと今回学ばせてもらいました。紗枝は、小さい頃から自分の気持ちや考えを尊重していたからこそ、母に囚われることなく自分の道を歩くことができ、そして今も娘の莉子ちゃんの個性を尊重して寄り添っているのでしょう。

私は「自分」を見失い、母の指示がなければどう行動すればいいのかわからなくなっていました。そんな自分を嫌だったはずなのに、結衣に同じことを押し付けてしまった。

そんな私が、心から笑って過ごす日が来るなんて…。でも今になってようやく、私が笑わなければ結衣も笑えないのだと気づいたのです。

母に縛られていた心はまだ何度も私を苦しめるかもしれません。そして私が結衣にかけてしまった呪いを解くには、まだまだ時間がかかるかもしれません。それでも夫や紗枝の手を借りながらも、結衣の成長をしっかりと見守りながら、笑顔で支えていきたいと思っています。

※この漫画は実話を元に編集しています


(ウーマンエキサイト編集部)

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