ご飯を煮込んで作る料理のひとつ、おじや。
ねっとりとろみがあり、身体をホッと温めてくれます。体調が悪いときや食欲がないときでも食べやすいです。食材をアレンジすれば、食べ応えのあるメニューも作れますよ。
出典:E・レシピ「お豆のおじや」
そこで今回は、おじやのおすすめレシピを【10選】ご紹介します。味つけのバリエーションが豊富なので、ぜひ参考にしてみてください。
■おじや・雑炊・お粥の違いは?おじや、お粥、雑炊は一見同じように見えますが、実は作り方や食感に違いがあります。
まず「おじや」と「雑炊」は炊いたご飯を使って作るのがポイントです。「おじや」は炊いたご飯をそのまま煮込みますが、雑炊は炊いたご飯を一度水で洗ってから煮込みます。ご飯を水で洗うとぬめりが取れるので、
「雑炊」はさらっとした食感に仕上がるのが特徴です。とろっとした食感を楽しみたいときは「おじや」、さらっとした食感なら「雑炊」など、その日の気分に合わせて選ぶのも良いですね。
また「お粥」が「おじや・雑炊」と異なるのは、
生のお米から作ること。通常よりも水分量を多くして、柔らかく炊き上げます。米1:水5の全粥や米1:水7の7分粥など、小さな子どもやお年寄りといった食べる人に合わせて、水分量でお米のかたさを調整可能です。
■おじやのおすすめレシピ10選・シンプル卵のおじや
出典:E・レシピ「シンプル卵のおじや」
卵を使って作るやさしい味のおじやなので、食欲がないときでも食べやすいです。ショウガや三つ葉がフワッと香り、シンプルだからこそ素材ひとつひとつを楽しめます。お好みで塩や市販のポン酢をかけて食べても美味しいですよ。
・お豆のおじや
出典:E・レシピ「お豆のおじや」
エンドウ豆とソラ豆を使ったおじや。豆類は満足感をプラスでき、タンパク質、ビタミン、食物繊維など栄養満点! 朝食に食べれば1日を元気にスタートできそうですね。豆類はあらかじめ茹でておき、ご飯の後に加えましょう。
・野菜のおじや
出典:E・レシピ「野菜のおじや」
こちらは離乳食期の赤ちゃんにぴったりなメニューです。みじん切りにした野菜をたっぷり入れて、1品でしっかりと栄養を摂れますよ。材料も冷蔵庫にあるもので手軽に作れるのが、うれしいですね。
・湯葉とユズの雑穀おじや
出典:E・レシピ「湯葉とユズの雑穀おじや」
とろっと濃厚な湯葉にユズの爽やかな香りがアクセントとなった一品。酒粕と豆乳を加えてまろやかに仕上げます。湯葉がご飯や具材にからんで絶品です。お好みで七味唐辛子をかけてお召し上がりください。
・カニのおじや
出典:E・レシピ「カニのおじや」
カニの旨味がしみ込んだご飯はたまらない美味しさ! 白ネギ、白菜、シイタケ、ワカメといったたっぷりの具材で食べ応えがあり、つるんとした葛きりの食感も楽しめます。カニはほぐし身を使えば、お手軽です。仕上げにショウガ汁を加えると、味がキュッと引き締まりますよ。
・アサリの五穀米おじや
出典:E・レシピ「アサリの五穀米おじや」
こちらのおじやは、シンプルでありながらアサリの旨味が効いた贅沢な味わいです。カブやショウガを加えるのもポイント。五穀米を使うことで栄養満点です。アサリは疲労回復をサポートし、カブは弱った胃腸を整えてくれるので、食べ過ぎた日の翌日にぴったりだと言えます。
・おジャコと豆腐の麦飯おじや
出典:E・レシピ「おジャコと豆腐の麦飯おじや」
チリメンジャコと豆腐を使った、カルシウムが豊富なおじやです。抹茶とぶぶあられを混ぜ合わせて食べることで、まるでお茶漬けのような風味と食感に。素材の味が引き立つように、味つけはあくまで薄めにするのがコツです。
・カキの発芽玄米おじや
出典:E・レシピ「カキの発芽玄米おじや」
冬が旬のカキをたっぷり入れて召し上がれ。カキは片栗粉をからめることで、ぷりんとした食感に仕上げます。煮すぎると身が縮んで風味も悪くなるため、色が変わったら一旦取り出して、最後に戻し入れるようにしましょう。
・骨付き鶏肉のおじや
出典:E・レシピ「骨付き鶏肉のおじや」
子どもも大人も大好きなカレー風味のおじやです。柔らかく煮た手羽先や野菜をたっぷりを入れて、食べ応えのある一杯に! 仕上げにかりんとうを添えてみてください。意外な組み合わせですが、実はスパイシーなカレーに甘いかりんとうはよく合うんです。ぜひお試しを。
・鮭とイクラの親子黒米おじや
出典:E・レシピ「鮭とイクラの親子黒米おじや」
濃厚な赤味噌スープにからまったご飯や鮭は絶品! プチッとしたイクラの塩味と旨味がアクセントになり、後を引く美味しさです。海の幸を堪能しながら、身体がホッと温まりますよ。刻みネギをたっぷり入れてお召し上がりください。
おじやはシンプルだからこそ、さまざまな風味にアレンジできます。身体がポカポカ温まるおじやを食べて、寒い冬も元気に乗り越えましょう!
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(川原あやか)