このお話は、作者ますまゆさんに寄せられたエピソードをもとに創作漫画化しています。
■前回のあらすじ
ウミと親友、彼氏、母親との関係性を羨ましく思っていたことに気づいたシオは、涙を流してその場を立ち去る。ウミの母は、シオがウミになりすましたのは、ウミに「なり」たかったからなのかも、と分析して…。
実は私自身も、ウミと同じように中途半端な優しさと正論で相手を傷つけてしまったことがあります。
(ウミみたいに全然諭せてないですけど…)
後からものすごく後悔したし、今思い出してもツラくなります。
そのときどんな言葉が欲しかったか、親となった今どんな言葉を掛けてあげられそうなのか、を考えながら今回のお話を描きました。
肩の荷を下ろしてあげること、まず自分自身の傷と向き合うこと。
とても、大切だと思います。
(ますまゆ)