優しいと思って結婚した夫が、妻を見下し、妻の不幸を喜ぶ人だった…!
1年の交際を経てゴールインした主人公のレイさんとトオルさん。しかし、結婚後3ヶ月頃から、目を輝かせて妻の仕事でのミスや失敗談を聞きたがるように。夕飯に肉じゃがを出せば「メインディッシュじゃない」「手抜き」と笑顔で嫌味を連発。レイさんの母までも侮辱するような発言を繰り返すネチネチ夫。
そしてある日、「どんな洗濯したら、こうなるの?」と嬉しそうな顔で持ってきたのは、首元が伸びたTシャツでした。
このお話は作者・土井真希さんに寄せられたエピソードをもとに再構成しています。身バレ防止のため、脚色を加えてあります。
■前回のあらすじ
「肉じゃがはメインか副菜か」という問題については、価値観の違いだと納得することにしたレイ。しかしある日、襟の伸びたTシャツを持ったトオルに「どんな洗濯をしたら、こんなことになるの?」と言われて…。
とにかく粗探しに必死なトオルさん!
第三者から冷静に見ると、こんな旦那とはさっさと別れた方がいいって思えるんですけどね…。
レイさんは、仕事を辞めていてお腹に赤ちゃんがいる状態で、しかもまだ21歳。本当に自分の家事スキルがまだまだなんだ…と思ってしまったみたいです。
でも、今まで言われなかった嫌味を言われたり、これまで普通に洗濯できていたのに洗濯物がボロボロになっていたり…。違和感を覚えながらも、洗濯機が古いから? 自分の洗濯の仕方が悪いから? と、かなり悩まれていたご様子。
しかし女は強し! だんだんスルースキルを身につけていったレイさんに対してトオルさんは…?
(土井真希)