優しいと思って結婚した夫は、妻を見下し、妻の不幸を喜ぶ人だった…!
1年の交際を経てゴールインした主人公のレイさんとトオルさん。しかし、結婚後3ヶ月頃から、目を輝かせて妻の仕事でのミスや失敗談を聞きたがるように…。
怒るわけでもなくネチネチ言うだけの夫。ある日「妊娠中の友だちの旦那さんは、仕事から帰ってきてほとんど家事をしてくれる」と夫と同じような方法で仕返しをすると、夫は同僚の鬼塚さんを連れてきて…。「専業主婦なのに夫に家事を求めるなんておかしい」と説教されてしまったのでした。それ以来「夫の言うことはすべて正しい」と思うようになってしまったのでした。
このお話は作者・土井真希さんに寄せられたエピソードをもとに再構成しています。身バレ防止のため、脚色を加えてあります。
■前回のあらすじ
鬼塚の一件以来、レイは“トオルの言うことはすべて正しい”と思い込むようになっていた。そんなある日、買ったばかりのレイの携帯の電源がつかなくなってしまう。トオルは修理に出すと携帯を持ち出して…。
突然不自然に壊れてしまった携帯。新しい携帯も買って貰えないレイさん…。
携帯ないとか、ほんとキツすぎます。持ってない事に慣れてたら大丈夫かもしれませんが、いきなりなくなったら耐えられないかも…。
そして、これをいい機会とばかりに同居を提案するトオルさん。
ちなみに今おふたりがいる場所はトオルさんの地元なので、同居してもトオルさんは職場を変える必要はありません。
逆にレイさんの地元は飛行機の距離。
この同居の提案にレイさんは…?
(土井真希)