何が父を失踪に向かわせた?
家出をして軽自動車で鹿児島から北海道を目指す父が、関西で暮らす長男の家に立ち寄って宿泊。観光をしたり、長男と一緒に孫が働く居酒屋に行ったりして、楽しい時間を過ごしたらしい。それを聞いたすずさんは、父が母との大変な日々を、つかの間だけど忘れることができたかな…と思うのだった。
子どもが巣立った後、夫婦の危機に直面した父と母、そしてそれを知った子どもたちの心情を描く家族の再生物語。
■前回のあらすじ
広島の後、父は関西にある長男の家に滞在し、北海道を目指すと言う。なぜ北海道なのか。それは2年前、父の退職祝いで夫婦で北海道旅行を計画していたのだが、旅行3日前に母が倒れてしまったことに関係すると思い…。
■母が倒れた原因は…


■ひとりでもやっていける…?




母はたばこも吸わず、お酒もほとんど飲みません。しかし大の病院嫌い…。我慢していたのかもしれません。気づけば肺はボロボロになっていました…。
そんなときでも母は明るく「美空ひば〇と同じ病気なのよ〜」とみんなに自慢していました。
病気発覚から5年が経過しましたが、母は健在です。症状には波があり、心配なときもありますが今は鹿児島でゆったりと過ごしています!
祖母も肺を悪くしながらも90歳をこえたので、母も祖母のように長生きしてほしいな〜。
(花池すず)