■これまでのあらすじ
一見、完璧な男…実はとんでもない極論被害妄想夫だった―…! 主人公すぐるは外資系企業に勤務し、36歳で年収一千万の超エリート。新築の一軒家には穏やかで美人の妻かすみ・可愛い娘ふたりと暮らし、傍から見れば順風満帆な人生なのですが…。ある朝、すぐるが飲み残したコーヒーをシンクに流しているのを見た妻かすみが「水で流しておいてくれると嬉しい」と伝えると「もう二度とコーヒーを飲むなってことね」と極論で返答。
さらに妻に次女を見ていて欲しいと頼まれていたのに、次女を転倒させてしまったときも、「スマホを見てた」と妻に責められると「もう二度とスマホを見るなってことね」と極論で返答。さらに「スマホを手放すと一家で路頭に迷う」「専業主婦なんだからおんぶして料理すればいい」など極論を言い出したのでした。
■家事育児を夫にやらせたら怠慢…?■帰宅後、スマホを見ているかすみに…結婚前はかすみに尽くしていたようですが、それも愛あってのことではないような発言…!?
かすみはまったくヒステリーでもないし、とてもしっかり者の母であり妻だと誰が見ても思うはずですが、すぐるにとっては奴隷のように何も言わず家事育児をする女性が理想の結婚相手だったようです。
帰宅後、スマホを見ているかすみにキレだすすぐる。このご時世、スマホ=遊ぶではありません。
病院の予約、保育園や学校の連絡網もwebで行われる時代。育児情報も常にアップデートされる時代ですから、忙しい母は隙間時間で調べることも多いはず。
自分は散々スマホをいじって娘を危険な目に遭わせたというのに、遊んでいると決めつけてキレる意味がわかりませんね…。
(神谷もち)