■これまでのあらすじ
超エリートなすぐるは妻と2人の娘の4人暮らし。幸せそうに見えるが、実はかなりめんどくさい男で…。スマホに夢中で娘を見ていなかったことを妻に注意されたら「2度とスマホ見るなってことね」と大袈裟に反論。さらには亭主関白なタイプで、専業主婦が夫に家事育児をお願いするのは怠慢だと考える。ある日帰宅後、妻がスマホを見ているところを見たすぐるは「夫が仕事でヘトヘトになっている間、スマホいじっていたの?」とネチネチ攻撃。妻が「家事育児で休みなく働いている」と反論すると「今すぐ僕と同じくらい稼いできて」と無理難題を言い出して…。追い詰められた妻が暴言を吐くと、すぐるの被害妄想はさらにエスカレート。大騒ぎした夫を落ち着かせるため、妻は静かにすることにしたのでした。それを反省したと勘違いした夫は、妻へのご褒美にご飯作りを宣言!しかし、買い出しはすべて妻任せという、ありがた迷惑なご褒美だったのでした。
■材料が足りない…!■買い物の大変さが分からない夫子どもを連れての買い物と仕事の大変さは比べるものではありません。
お金を稼ぐことは大変だし、責任もあるので日々プレッシャーの中で一生懸命働いているのでしょうが、育児には育児の大変さがあります。常に子どもの周りの危険を察知しながら生活をしなければなりませんし、さらに家事もこなさなければならない大変さを理解して欲しいものです。
もちろん、ご飯を作ろうというその気持ちは嬉しいと思いますが、家族サービスだと言いながら、その家族にかなりの労力を伴う手伝いをさせるくらいなら、要らないと思ってしまいますよね…。
これでは結局、自分が良い夫だとアピールするための自己満足に過ぎません。
サフランがなかったら仕方ないね、ではなく「一生家族サービスするなってことね」とまたもや極論をぶつけてきたすぐる…。困ったものですね。
(神谷もち)