おせちや懐石料理で食べられることが多い「ユリネ」。普段の食卓に並べる機会は少ないかもしれませんが、
くせがなく意外と使いやすいんですよ。![](https://beauty-cdn.oricon.co.jp/img/column/4/E1706858436471/detail/f73318438a79918b5836e2b1a61427f06cb97401abc4844968c20f30c9a9f8ba.jpg)
今回は、ユリネの特徴と併せて、ゆりねを使ったおすすめレシピを【25選】ご紹介します。
■ユリネとはどんな野菜?ユリネは、食用に適したユリ科植物の球根です。主な産地は北海道で10〜12月に旬を迎えます。花のつぼみのように重なった見た目から
「子孫繁栄」の縁起物としておせち料理やお祝いの席で食べられることが多いです。
白い見た目とホクホクとした食感、ほのかな甘みが特徴。多く摂りすぎた塩分を調整する働きをもつ
カリウムや、妊娠・授乳中の方に必要とされる葉酸が多く含まれています。
■ユリネの<茶碗蒸し>レシピ3選・ユリネ入り茶碗蒸し
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なめらかな茶碗蒸しに、ユリネのホクホク感が楽しめます。具材はユリネとカマボコであえてシンプルに。素材の旨みや食感が際立ちますよ。ユリネは酢を入れた熱湯でさっと茹でるとキレイな色をキープできます。
・具だくさん茶碗蒸し
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おもてなしに、大きな器で茶碗蒸しを作るとインパクト抜群ですよ。茶碗蒸しの中までしっかり火を通すため、はじめに半量の卵液を蒸すのがポイント。下茹でしたユリネやエビなどは、はじめの卵液が固まってからのせると底に沈まず、見た目も食感も良くなります。
・おかず茶碗蒸し
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ウナギ蒲焼きを入れた贅沢な茶碗蒸しはいかがでしょうか。ふっくらやわらなウナギ蒲焼きとホクホクのユリネが好相性。具材を入れた卵液を半量蒸し、火が通ってから残りを入れると表面に具が見えてキレイです。豪華な一品はお祝いごとや記念日に喜ばれますよ。
■ユリネの<卵とじ>レシピ6選・ユリネの卵とじ
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だしがしみた高野豆腐とユリネの食感が楽しい卵とじです。器に敷いたワカメの緑とユリネの白、卵の黄色が映えて食卓を明るくしてくれますよ。とろみをつけているので、ごはんにのせて丼にするのもおすすめです。
・ユリネのジャコ卵とじ
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チリメンジャコとワカメを使った卵とじは、磯の香りが上品。ユリネは下茹で済なので、サッとだしに入れればOKです。チリメンジャコの塩気があるため、調味料は控えめでも十分。卵の固さは好みで調整して召し上がれ。
・ユリネの甘卵とじ
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合わせだしに薄口しょうゆを使うと、淡い色が上品な卵とじに仕上がります。高野豆腐に味がしみたら、ユリネを加えてくださいね。やさしい味わいで、副菜にもおつまみにもぴったりです。
・青菜とユリネの卵とじ
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ユリネの卵とじに青菜をプラスすると、栄養バランスが良くなりますよ。青菜は、小松菜やほうれん草など身近なものでOKです。下茹でしたユリネと青菜をだしで煮たら、卵をまわし入れて出来上がり。少し甘めのだしは野菜が苦手な子どもも食べやすくおすすめです。
・鶏肉とユリネの卵とじ
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鶏もも肉入りの卵とじは、ほど良いボリュームで主菜にもおすすめ。鶏肉の旨みが全体にしみて奥深い味わいです。ホクホクのユリネとシャキシャキのミツバやセリの食感が楽しく、箸が進むこと間違いなしです。
・ユリネと豆腐の卵とじ
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ユリネの卵とじは高野豆腐を組み合わせることが多いなか、こちらは豆腐でアレンジするレシピです。食感の違いを楽しむため、豆腐は絹ごしがおすすめ。水で戻す手間がいらないため、時短にもなりますよ。とろみをしっかりつけて、うどんやごはんにのせても美味しいです。
■ユリネの<副菜>レシピ6選・ユリネの梅和え
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ユリネのほのかな甘みと梅肉の塩味が相性抜群です。ユリネは茹ですぎると崩れてしまうため、こまめに確認しながら茹でましょう。真っ白なユリネと梅肉の赤は、お祝いごとに最適。お正月や敬老の日などにいかがでしょうか。
・ユリネのイクラ和え
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材料はユリネとイクラの2つだけ。イクラの旨みと塩気があるので、調味料は不要です。和えるだけの簡単レシピながら、驚くほどの美味しさ。イクラがつぶれないよう、そっと混ぜるのがコツです。
・ユリネのおかか和え
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身近な材料でユリネの副菜を作りたいときは、カニ風味カマボコやかつお節を使うのがおすすめ。ユリネ自体はそれほど味がないため、旨みの強い食材を組み合わせると良いですよ。かつお節としょうゆを混ぜたボウルにユリネを加えると、まんべんなく混ざります。
・ユリネのホイル焼き
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ユリネをホイル焼きにすると、ニンニクやジャガイモに似た食感を楽しめます。下茹でせず、生のまま調理するのがポイント。バターのコクが野菜に行き渡り、絶品ですよ。ブロッコリーのほかにキノコでアレンジしてもGood。
・ユリネきんとん
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おせち料理で人気の栗きんとんに、ユリネをプラスするアレンジレシピです。ユリネは下茹でして、最後に合わせます。黄金色の栗きんとんからのぞく白いユリネがアクセントになりますよ。
・ホウレン草とユリネのサラダ
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ユリネはくせが少ないので、シンプルなサラダにおすすめ。生食できるサラダほうれん草と一緒に盛り付けたら、カリッと焼いた油揚げをトッピング。香ばしさがよく合いますよ。ドレッシングは市販品を使うため、手軽に作れるのも魅力です。
■ユリネの<主菜>レシピ5選・ユリネ入りコロッケ
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ユリネは茹でてつぶすとマッシュポテトのようなクリーミーな食感になります。こちらはジャガイモと組み合わせたコロッケ。ユリネの半量をつぶさずに混ぜるのがポイントです。タネが固いときは生クリームで調整しましょう。
・ユリネと鶏肉の炒め物
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ユリネやタケノコ、キクラゲなどさまざまな 食感を堪能できる炒め物はボリューム満点。ユリネは生のまま炒めるため、下処理不要です。野菜は炒めすぎるとベチャッとしてしまうので、手際よく仕上げるのが美味しさの秘訣。顆粒チキンスープの素を鶏ガラスープの素に代えれば中華風にもアレンジできますよ。
・ユリネとエビのオープンオムレツ
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下茹でしたユリネを使ったオープンオムレツは、食感も見た目も格別です。バター香るオムレツにホクッとしたユリネがたっぷり。エビも下茹でしておくため、卵に火が通ればOKの手軽さもうれしいポイントです。
・ユリネと豆腐のグラタン
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2人分でユリネを1個使ったグラタンは、お肉や魚介類がなくても満足できる主菜です。ユリネは後から火を通すことを考慮し、固めに茹でましょう。木綿豆腐を茹でたお鍋を使えば、お湯を沸かす手間も洗い物も減って一石二鳥。豆乳ベースのホワイトソースをたっぷりかけたら、チーズがこんがりするまで焼いて出来上がり。あっさりしていて夜食にも良いですよ。
・モヤシの巣ごもり卵
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巣ごもり卵とは、細切りにした野菜の中央に卵を落として火を通す料理のこと。こちらのレシピでは、ユリネやモヤシを使います。ユリネはだしで煮るため、下茹では短時間でOK。だしがしみた野菜と油揚げに卵をからめていただきましょう。
■ユリネの<汁物>レシピ5選・ユリネのお吸い物
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だし汁に生のユリネを入れて火を通します。ユリネは火を通すほどにねっとりするので、和え物や炒め物とは違う食感を楽しめますよ。具材はユリネのみでシンプルに仕立てます。お刺身や焼き魚などの献立に合わせるのが◎です。
・ユリネのみそ汁
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豆腐とセリのみそ汁にユリネを加えます。ユリネはだし汁と一緒に火にかけてやわらかくなるまで煮ます。火を通しすぎると崩れてしまうので、様子を見ながら煮る時間を加減してくださいね。
・ユリネとシメジのみそ汁
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ユリネは淡泊な味わいなので、みそ汁の具材に合わせやすいです。シメジの旨みたっぷりのみそ汁に加えると、ワンランク上の味わいに。ユリネは長時間加熱すると崩れやすいので、沸騰したら弱火に落とすのがポイントです。煮崩れず形をキープできますよ。
・ユリネのふんわり卵汁
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しょうゆや酒などの基本調味料で作る、簡単スープです。ユリネは生のまま使い、ホクッとする程度まで煮ましょう。ふわふわ卵と一緒に食べれば、体も心も温まります。好みですりおろししょうがを入れても美味しいですよ。
・ユリネのスープ
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薄口しょうゆで作る、すまし汁仕立ての一杯です。淡いスープにユリネが映えて上品な見た目を楽しめます。ユリネは酢を入れたお湯でサッと茹でから、スープに加えてくださいね。あっさりしたスープなので、揚げ物のようにしっかり味の主菜と組み合わせるのがおすすめ。
■ユリネは料理に合わせて火の通し方を工夫してユリネは、
火の通し方によって食感が異なります。シャキッと仕上げたいときはサッと火を通し、ねっとり味わいときは長めに調理すると良いですよ。また、白さが際立つように下ゆでするときはお湯に少量の酢を加えるのもポイント。
今までユリネを食べる機会がなかった、という方もぜひご紹介したレシピで味わってみてくださいね。
(ともみ)