世界三大スープと言われているのが「トムヤムクン」「ブイヤベース」そして「ボルシチ」。どれも魅力的ですが、今回は
「トムヤムクン」をピックアップ!![](https://beauty-cdn.oricon.co.jp/img/column/4/E1710394719443/detail/c616325cd35dbd8542d2bab853abdee9641995fbd1cafd9caa5d1537d32ec023.jpg)
おうちで簡単に作れるレシピやトムヤムクンと一緒に食べたいエスニックな副菜まで幅広くご紹介します。
・トムヤムクンってどんなスープ?
タイ語で「トム」は煮る、「ヤム」は混ぜる、「クン」はエビという意味があるトムヤムクン。酸味と辛味が印象的なトムヤムクンはタイでもポピュラーなスープです。本場ではフクロタケというキノコが入っています。似たような「トムヤムガイ」というスープはエビの代わりに鶏肉が入っているスープ。酸っぱ辛い旨味が一度食べるとクセになる美味しさです。
■おうちで作れる【トムヤムクン】ナンプラーやレモン汁など、比較的おうちにあるもので作れるトムヤムクンのレシピです。材料を入れてコトコト煮るだけで簡単に作れます。シメジやエビが入った具沢山のトムヤムクン。からだがポカポカあたたまります。
エスニックスープ
【材料】(2人分)エビ 4尾
水煮タケノコ 小 1/2
シメジ 1/2パック
白ネギ 1/2本
パクチー(香菜) 1株 または 白ネギ
レモン(輪切り) 1枚
<合わせスープ>
酒 大 4
砂糖 小 1
米酢 小 2
レモン汁 小 2
しょうゆ 小 1
ナンプラー 小 2
顆粒チキンスープの素 小さじ 2
豆板醤 小 1
ショウガ(せん切り) 1/3片
コショウ 少々
水 400ml
【作り方】1、エビは殻ごと、背に切り込みを入れて背ワタを取り、きれいに水洗いする。水煮タケノコは縦に薄切りにする。
![エスニックスープの作り方1](https://beauty-cdn.oricon.co.jp/img/column/4/E1710394719443/detail/9b7b11391d0b35c18c165fb295b4960b73e3555f8b94a91d2da7897c6cae553f.jpg)
2、シメジは石づきを切り落とし食べやすい大きさにさばく。軸が長い場合は手で半分に折る。白ネギは縦半分に切って、斜め薄切りにする。香菜は水洗いして根元を切り落とし、1cmに刻む。レモンの輪切りは4〜6つに切る。
![エスニックスープの作り方2](https://beauty-cdn.oricon.co.jp/img/column/4/E1710394719443/detail/24b1d6f07565ffa9a61a652a5d31571f947f73be3453741d133256f473197074.jpg)
3、鍋に<合わせスープ>を入れて強火にかけ、煮立てば水煮タケノコ、シメジ、白ネギを加える。再び煮立てばエビを入れ、エビの色が赤くなれば火を止める。器に注ぎ、レモンの輪切り、香菜を散らす。
![エスニックスープの作り方3](https://beauty-cdn.oricon.co.jp/img/column/4/E1710394719443/detail/3e3a7ae4aba6a3490bcc53f884a00bf3330b81f7366ccc3c3368d39ffd7cc5ff.jpg)
・キノコのエスニックスープ
![](https://beauty-cdn.oricon.co.jp/img/column/4/E1710394719443/detail/9fa5e112b059a4037a315b07b79adefcbaf4d966b996c64a34c1960429aa99b9.jpg)
キノコがたっぷり入ったトムヤムクン風のスープです。鍋に材料を入れるだけの「合わせスープ」で作ります。さっぱりした味の中に隠し味に入れた豆板醤とショウガがピリッとアクセントになっています。お好みで春雨を入れてボリュームを出しても◎
・酸っぱ辛い!レンコンとホタテのエスニックスープ
![](https://beauty-cdn.oricon.co.jp/img/column/4/E1710394719443/detail/54b634f8fa698f01fa30de9b6a9854615bf52e69878f5bbf8b85bed0b9a8855c.jpg)
ナンプラーとお酢で簡単にできるトムヤムクンのような味わいの酸味が効いたスープです。レンコンの食感とホタテ缶の旨味がやみつきに。ホタテの缶詰は汁ごと使って味に奥行きを出しましょう。
・海鮮鍋 トムヤム風鍋
![](https://beauty-cdn.oricon.co.jp/img/column/4/E1710394719443/detail/4dcf63990a59d031532aacfe73ce8593b883da695a79b2256b7d7ce59a4de650.jpg)
マンネリになりがちな鍋ですが、ナンプラーを効かせて魚介類をたっぷり入れたトムヤムクン風の鍋でちょぴり変化球はいかが?〆は春雨で。魚介の旨味とナンプラーは相性抜群!ぜひ試してくださいね。
■トムヤムクンに合わせたい!簡単副菜・タイ風骨付き唐揚げ
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ココナッツミルクで下味漬けした鶏の手羽元は、食べた瞬間にエスニックな風味が口の中に広がります。甘辛味なので酸味の効いたトムヤムクンと合いますよ。
・エビトースト
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包丁で細かくたたいたエビをマヨネーズと和えて食パンにぬり、油でサッと揚げた大人も子どもにも人気の一品です。お好みでスイートチリソースをつけて食べてくださいね。
・タイ風卵焼き
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切り干し大根の煮物をアレンジした簡単オムレツ。スイートチリソースを添えたらたちまちエスニックな味わいになりますね。トムヤムクンの副菜に迷った時には簡単に作れるこのレシピはとってもオススメ。
・カボチャと卵のタイ風サラダ
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マヨネーズとスイートチリソースで作るチリマヨソースでカボチャと卵を和えたエスニック風のサラダです。お好みでナッツを加えたりパクチーを乗せるとより本格的に仕上がります。
・厚揚げとクルミのサラダ
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甘辛いピーナツソースが印象的なタイのサラダ「ガドガド」をみそとヨーグルトを使ってノンオイルドレッシングに仕上げました。ヘルシーなうえ、食べ応えがあるのでダイエット中の方にもオススメです。トムヤムクンも低カロリーなので一緒に食べると良いでしょう。
・エスニック餃子
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パクチーをたっぷり入れたエスニック風の餃子です。つけだれはナンプラー、酢、ラー油で食べてください。肉汁の旨味が感じられます。いつもの餃子にもおすすめの食べ方です。
一度食べると酸味と辛味の魅力にすっかりハマってしまうトムヤムクン。おうちでも簡単に作れます。トムヤムクンに合わせて、今回ご紹介したエスニックな副菜も合わせて試してくださいね。これからの季節にオススメです!
(豊島早苗)