ホーム エンタメ > 「もう何も心配しないで」母の優しい言葉 油断すると涙が出そうに【あの日、私はいじめの加害者にされた Vol.20】

「もう何も心配しないで」母の優しい言葉 油断すると涙が出そうに【あの日、私はいじめの加害者にされた Vol.20】

■これまでのあらすじ
ツム子は最近塾で上のクラスにあがったばかり。ある日、同じクラスで常に成績1位の良子が塾内の誰かにいじめられたことを告白する。そこで良子をえこひいきしていた先生がクラス全員の荷物検査を実施すると、ツム子のカバンに、良子に送られた嫌がらせの手紙と同じ紙のメモ帳が見つかり…。乏しい証拠なのに、どうしてもツム子に罪を認めさせたい先生は、別室でしつこくツム子を追い込む。それでも否定を続けるツム子に先生は「親御さんに連絡する」と脅すような口調で言い放つのだった。バスで家に向かう中、ツム子は母が信じてくれるか不安でいっぱいに。母に会うと「いじめていない」と伝えるが、「もう一度聞くよ」と念を押されるツム子。母が「信じる」と言ってくれてホッとするが、本当は何も言わずとも信じてほしかったと思うのだった。

■心配しないでと言われても…


■涙が出ちゃいそう…

家までの道のりで、お母さんに今日あったことを話したツム子。
しかし、すべてを話せたわけではなくて…。

すべてを話したらお母さんにもっと心配をかけてしまうと思ったのか、それともすべてを言葉にしたくなかったのか…。

お風呂に入ってもちっとも温かくなかったこと、母に髪を久しぶりに乾かしてもらったこと。

ツムママさんは、そういうことを今でも覚えているそうです…。


(ツムママ)

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