■これまでのあらすじ
クローゼットの中の洋服を整理することになった主人公の姉妹・あみとゆみ。すると小学生の頃の作品や写真が詰められた箱を発見。懐かしんでいると、その中から不気味なピエロのオルゴールを見つけます。親戚の叔母がくれたという曖昧な記憶はあったものの、気味が悪かったのでこれを機に手放すことに。しかし一週間が経った頃、夜中にクローゼットから音が鳴り開けてみると、そこには捨てたはずのピエロが。怖くなった姉妹は発見当時のようにピエロを箱にしまいクローゼットの奥へ。しかしまた夜中に物音がして、クローゼットを開けるとピエロが箱から勝手に出ていて…。捨てても隠してもダメならは、堂々と棚に飾ることにした姉妹。この選択は吉と出るのか凶と出るのか…。
■ピエロはおとなしくなったけれど…


■他のおもちゃと一緒に飾ったら…



長い間忘れられていたことを怒っているのか、自己主張が激しいピエロ。しかし、棚に飾ったことで落ち着いたように見えました。
一安心したあみでしたが、やはりこの薄気味悪さはどうにかしたい…。そこで他のおもちゃを一緒に飾ってみることに。
その結果、不気味な雰囲気が緩和され、ピエロもおとなしかったので、ふたりは次々とおもちゃをピエロの周りに置き始めました。気付けばピエロが見えなくなるほどに…。
これが、ふたりをまた恐怖へ誘うことになってしまうのです。
(神谷もち)