初夏に旬を迎える「イサキ」は脂がのって皮にも旨味があり、
鯛やスズキよりもおいしいと言われています。淡白なので、さまざま調理法で食べることができ、合う味つけや食材も多彩です。
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そこで今回は、定番の「イサキの塩焼き」の作り方や、旬の時期におすすめのイサキ料理【5選】をご紹介。
イサキの塩焼きにぴったりな付け合わせレシピも集めたので、ぜひ献立作りに役立ててください。
■「イサキ」はどんな魚?![](https://beauty-cdn.oricon.co.jp/img/column/4/E1717374501459/detail/8e6b078174eba23987a704520f00efb68ccc993a69910d97e0b607be2f56c691.jpg)
イサキはスズキ目イサキ科に属する魚です。大きいものは40cm前後になり、若魚には濃い褐色の縞文様が見られます。春〜夏にかけてが旬の時期であり、「梅雨イサキ」や「麦わらイサキ」と呼ばれ、
脂がのっていて身に張りがあるのが特徴です。
イサキは白身魚なので、さっぱりと淡白な味わい。刺身など生食の場合は磯の香りがほのかに広がり、口いっぱいに旨味が感じられます。皮目にも脂がのるので、
塩焼きで食べると絶品。小さめは尾頭つきで、大きめは切り身で食べられるのが一般的です。
■旨味あふれる【イサキの塩焼き】の作り方皮までおいしいイサキは塩焼きが向いています。イサキの旨味をシンプルに味わえるのが最大の魅力です。
塩を振り、出てきた水分をしっかり洗うことで、臭みなくおいしく仕上がります。
魚の塩焼き
【材料】(2人分)イサキ(小) 2尾
塩 適量
サラダ油 少々
レモン 1/4個
甘酢ショウガ 適量
しょうゆ 適量
【下準備】1、イサキは、尾の方から頭に向かってウロコをこそげ取り、盛り付けた時に裏側になる側の腹に切り込みを入れて内臓を出し、半分に切る。身の厚い部分は切り込みを入れ、両面に塩をする。
切り身の場合は、身の厚い部分に切り込みを入れて両面に塩をする。
![魚の塩焼きの下準備1](https://beauty-cdn.oricon.co.jp/img/column/4/E1717374501459/detail/56b93d9b1b7a40c9156622c1750138b053db28ffa23bda72b7c41d87f575b8be.jpg)
2、レモンは食べやすい大きさに切る。
3、オーブンを250℃に予熱する。
【作り方】1、オーブンの網にサラダ油をぬり、イサキを並べて250℃に予熱しておいたオーブンに入れ、15〜18分焼く。
切り身の場合はグリルで焼いてもOKです。
![魚の塩焼きの作り方1](https://beauty-cdn.oricon.co.jp/img/column/4/E1717374501459/detail/7d0582ece1d36b88aa7f3d5129c7a36b8377787b542d0e85e3317dc8e83599b2.jpg)
2、器に(1)のイサキを盛り、レモン、甘酢ショウガを添え、お好みでしょうゆをかける。
イサキの身がパサパサした感じの時は、分量外のオリーブ油をかけると美味しいですよ。
【このレシピのポイント・コツ】ここではガスオーブンを使用しています。オーブンにより、温度や焼き時間には違いがあるので、ふだんからお家のオーブンの癖を知っておくことをおすすめします。
■旬の時期に食べたい【イサキ】のおすすめレシピ5選・イサキの唐揚げ
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イサキをひと口大に切り、小麦粉をまぶして油で揚げます。サクサクの衣とふんわり柔らかい身がたまらなく、天つゆとも相性抜群。魚が苦手なお子様でも食べられそうです。お酒のアテにもぴったり。
・イサキのチリソースあんがけ
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カラッと香ばしく揚げたイサキに甘辛チリソースあんが見事にマッチ。本格中華の濃いめの味つけで、ご飯がよく進みます。淡白なイサキをこってりと味わいたい方におすすめのレシピです。
・イサキと野菜のオーブン焼き
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イサキにハーブと夏野菜を添えて、おしゃれなオーブン焼きに。皮目はパリッと、身はふんわりして絶品です。塩コショウやレモン汁をかけて、素材の旨味を堪能しましょう。
・イサキのトマトチーズ焼き
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旬のイサキは濃厚な旨味があり、チーズのコクやトマトの酸味がよく合います。赤や黄パプリカを合わせれば、彩り鮮やかでGOOD。手軽にイタリアンが楽しめますよ。おもてなしにもおすすめです。
・イサキのガーリック焼き
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イサキ丸ごと一匹にガーリックオイル+ガーリック衣をまぶし、オーブンで豪快に焼き上げます。ニンニク1個を使うため、香ばしい風味が漂って食欲増進。テーブルにドーンと出し、みんなでワイワイ取り分けていただきましょう。
■イサキの塩焼きに合う<副菜・スープ>レシピ7選付け合わせの副菜やスープにこだわって、お好みのイサキの塩焼き定食を作ってみましょう。
・カボチャのレンジ煮
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タンパク質が豊富なイサキの塩焼きには、野菜がメインの煮物を合わせるのがおすすめです。カボチャは抗酸化ビタミンが豊富で、夏のお肌や体のケアにも◎。こちらのレシピはレンジで簡単調理できるため、あと1品に役立ちます。
・青菜と油揚げのサッと煮
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青菜と油揚げをだし汁で煮る、ほっと落ち着く定番副菜です。ジャコの塩気がちょうど良く、青菜がおいしく食べられます。イサキの塩焼きに添えれば、あっさり和食メニューの出来上がりです。
・キュウリとカニカマの酢の物
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キュウリとカニカマで手軽に作れる、色鮮やかな酢の物です。旬のイサキは脂がのっているので、酢の物が口の中をさっぱりとさせてくれます。食欲のないときや疲れてるときにもぴったりです。
・ナスとピーマンのツナみそ炒め
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しっかりコク旨な味つけで、あっさりしたイサキの塩焼きとも好相性。夏野菜のナスとピーマンをたっぷり使うため、彩りと栄養バランスの良い献立になります。ご飯にのせて丼にしても◎。
・油揚げとナスのみそ汁
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イサキの塩焼きにみそ汁を添えるなら、夏を感じる具材を使ってみましょう。こちらのみそ汁は煮込んだナスがトロッとしていますが、仕上げに刻んだ大葉をプラスすることでさっぱりした味に。イサキと季節感ぴったりです。
・ミョウガと卵のすまし汁
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あっさりとしたお吸い物はイサキの塩焼きの味を引き立ててくれます。こちらのレシピはミョウガをたっぷり使い、さっぱりといただけるので暑い日に最適です。時短で作れるので、忙しいときにも助かりますよ。
・キムチ豚汁
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シンプルなイサキの塩焼きに合わせる汁物は、ちょっとアレンジを効かせるのもアリ。豚肉の旨味とキムチの辛味が混ざり合い、後を引くおいしさです。具だくさんなので、献立に食べ応えを出したいときにもおすすめ。
旬の時期のイサキは安価で手に入り、タンパク質やビタミンA・Dなどを豊富に含んで栄養価もバッチリです。脂がのっておいしいので、スーパーで見つけたらぜひ手に取ってみてくださいね。塩焼きや唐揚げなどいろんな調理法で味わいましょう。
(川原あやか)