■これまでのあらすじ
同棲中に妊娠が判明し、夫・ブン太と入籍した主人公・マチ子。ブン太は家計も家事も半分ずつにしたい「半分夫」で、マチ子がつわりで寝込むと「サボるな!」とまるで脅迫するような態度に出ます。そんなブン太に嫌気がさしていたマチ子は、産後に元同僚・ミナミとブン太が関係を持っていることが判明すると離婚を決意。マチ子はミナミと対決した後、ブン太に離婚届を突きつけ、裏切りを追及しました。ブン太は裏切りを自白しても離婚には応じませんでしたが、それから数ヶ月後、マチ子と直接話せるなら離婚すると主張を一変。しかし、弁護士立ち会いでの話し合いのはずが、マチ子と2人きりでないのなら帰ると言い出したため、マチ子は意を決してブン太の話を聞くことにしました。すると、ブン太は「愛している、やり直したい」と発言し、離婚に応じる気など最初からなかったと話します。話にならないと立ち去ろうとするマチ子を呼び止めたブン太は、自分がなぜ「半分」にこだわるのか聞いてほしいと言い出して…。
■ブン太が半分にこだわる理由■世の女性は後妻みたいな人しかいないと思っていたら…■つわりで寝込むマチ子を見て後妻を思い出し…自分の両親について話し始めたブン太。彼の両親の離婚後、後妻となった女性は家事も仕事もせず、父が病気になったらあっさり父を捨てるような人だったため、ブン太はそれ以来、女性に対して強い偏見を持つようになりました。
父と同じ道は絶対に歩みたくないと思っていたブン太でしたが、取引先で出会ったマチ子の、嫌な顔ひとつせず働く健気な姿に一目惚れ。
しかし、マチ子がつわりで寝込むようになってから、その姿が後妻と重なって見えて嫌な気持ちになったと言います。
そもそもつわりで体調が悪くて寝込んでいたことを未だにサボっていると思っている時点で、マチ子の気持ちを全く理解していませんよね…。
ブン太はマチ子に運命的なものを感じたのかもしれませんが、それってマチ子じゃなくても、嫌な顔せず言うことを聞いてくれる人なら誰でもいいってことなのでは…?
(ツムママ)