■前回のあらすじ
「君の理想論を押しつけるのはやめて」と一言残し、家を出ていく夫に対し、彼との関係を諦めた方がよいのかと思い悩むようこ。しかし駆け寄ってきた息子に「パパは好き?」とたずねると「好き」と真っ直ぐ答える息子を前に「一緒にいるには私が諦めれば良い」とようこは心の内で覚悟を決めるのでした。一方、1人になりたい、と家を出た夫・しょうたは雨の中、傘もささずに歩く親子連れを目にします。ベビーカーを押しているため、傘がさせない事情を察知したしょうたは、すかさず親子に向けて傘をさし、駅まで送ることに。
■母親から感謝されるしょうた ■今にも泣きそうな表情で… ■親子を見送った夫が向かった先は親子連れを駅まで送ったしょうたは、母親から感謝されることに。
思わず泣きそうな顔で嬉しかったと告げられるのでした。
その後しょうたはバーに立ち寄り、どうやって家にもどろうかと思案します。
(人間まお)