毎日食べても飽きがこない、
沖縄の郷土料理「ゴーヤチャンプルー」。ゴーヤのほのかな苦みと豚肉の旨味がおいしく、キンキンに冷えたビールともぴったりです。
今回は、
Eレシピ内の“人気TOP3”に輝いた、ゴーヤチャンプルーのレシピをご紹介。
身近な材料で本格に仕上がります。おいしく作るコツも解説しているので、ぜひ参考にしてください。
■「ゴーヤチャンプルー」とは?ゴーヤチャンプルーはゴーヤ、豚肉、豆腐などを炒めた沖縄の郷土料理です。いろんな文化が混ざり合った沖縄の文化を「チャンプルー文化」と呼ぶ人もいるように、チャンプルーは沖縄を代表する人気料理といえるかもしれません。ゴーヤはビタミンCやカリウムを豊富に含み、暑い沖縄では夏バテ防止に重宝されてきました。
手軽な材料で作れて、ご飯にもお酒にも合う一品です。味つけや食材を工夫すれば、ゴーヤの苦味も気にならず、おいしく食べられますよ。
ボリューム感もあり、ゴーヤの大量消費にもおすすめです。【人気ランキング:1位】苦くない! ゴーヤチャンプルーご飯がすすむ!苦くないゴーヤチャンプル【材料】(2人分)ゴーヤ(縦半分) 1/2本
塩 小さじ 1/2
豚肉(薄切り) 150g
塩コショウ 少々
木綿豆腐 1/2丁
溶き卵 1個分
塩コショウ 少々
薄口しょうゆ 小さじ 1
かつお節 5g
ゴマ油 適量
【下準備】1、木綿豆腐はキッチンペーパーに包み、重しをのせて10分程水きりする。
2、ゴーヤはスプーンで種とワタを取り除く。幅2〜3mmの薄切りにし、塩でもんで5分程置き、水洗いして水気を拭き取る。豚肉は長さ5cmに切り、塩コショウする。
【作り方】1、フライパンにゴマ油を中火で熱し、木綿豆腐をひとくち大に手で割りながら入れる。焼き色が付くまでしっかり焼き、いったん取り出す。
2、フライパンにゴマ油を足し、豚肉を入れて中火で炒め、油が出てきたらゴーヤを加えてさらに炒める。火が通ったら、木綿豆腐を戻し入れ、塩コショウし、薄口しょうゆを鍋肌から加える。
3、溶き卵をまわし入れて、卵が半熟になったら器に盛り、かつお節をかける。
豚肉の脂とマイルドな卵でコーティングすることにより、ゴーヤの苦みを抑えた絶品ゴーヤチャンプルに。使う調味料は塩・コショウ・しょうゆのシンプルな味つけで、素材本来の味をしっかり引き出します。仕上げにかつお節を散らして、旨味をUPさせましょう。
【人気ランキング:2位】お子様もOK! ゴーヤチャンプルー苦みをおさえた ゴーヤチャンプルー【材料】(4人分)ゴーヤ(ニガウリ) 1/2~1本
塩 小 1
木綿豆腐 1丁
モヤシ 2/3袋
ニラ 1束
豚肉(薄切り) 120g
卵 2個
赤唐辛子 1~2本
塩コショウ 少々
ゴマ油 大 2
<調味料>
鶏ガラスープの素 大 1
酒 大 3
塩 小 1
かつお節 5g
【下準備】1、ゴーヤは縦半分に切り、スプーンで種とワタを取り除く。横に薄切りにし、塩でもむ。水洗いして絞る。
苦味が苦手な方は熱湯に入れ、さっとゆでれば、苦味が減ります。
2、木綿豆腐は水切りし、8つ位に手で割り、耐熱容器に入れる。ラップをかけずに電子レンジで2〜3分加熱し、ザルに上げて水気を切る。
3、豚肉は3cmの長さに切り、塩コショウしておく。
4、赤唐辛子はヘタと種を取り除き、砕いておく。
5、モヤシは、たっぷりの水につける。
6、ニラは3cmの長さに切る。
【作り方】1、中華鍋にゴマ油を強火で熱し、豚肉をほぐしながら炒め、肉の色が変われば、ゴーヤを加えて炒め合わせる。
2、豆腐を加えてサッと炒め合わせ、赤唐辛子、水切りしたモヤシ、ニラを加えて更に炒め合わせる。
3、野菜がしんなりすれば、<調味料>を加え、全体に炒め合わせる。溶き卵を回し入れ、卵が半熟になれば器に盛りつけ、かつお節をかける。
隠し味に鶏ガラスープの素を使うのがポイント。しっかりと味がついて、お子様でも食べやすいです。モヤシやニラなどのシャキシャキ野菜もたっぷり入れるため、栄養もボリュームも満点。卵は火を通しすぎず、ふんわり仕上げましょう。
【人気ランキング:3位】簡単コク旨! ゴーヤチャンプルーコク旨!ゴーヤチャンプルー【材料】(4人分)ゴーヤ(ニガウリ) 1本
塩(もむ用) 小さじ 1
木綿豆腐 1丁
モヤシ 1袋
ベーコン 4枚
卵 2個
赤唐辛子 2本
ゴマ油 大さじ 2
<調味料>
顆粒チキンスープの素 大さじ 1
酒 大さじ 3
塩 小さじ 1
かつお節 5g
ニラ 1束
【下準備】1、ゴーヤは縦半分に切り、スプーンで種とワタを取り除く。横に薄切りにし、塩でもんで少ししんなりしたら水洗いして絞る。
<ちょっとヒント> 苦味が苦手な方は熱湯に入れ、さっとゆでると苦味が減ります。
2、木綿豆腐は水切りして8つ位に手で割り、耐熱容器に入れる。ラップを掛けずに電子レンジで3分加熱し、ザルに上げて水気を切る。
3、モヤシはたっぷりの水につけ、ニラは3cmの長さに切る。
4、ベーコンは3cmの長さに切る。
5、卵は割って溶きほぐす。
6、赤唐辛子はヘタと種を取り除き、3つに割っておく。
【作り方】1、中華鍋にゴマ油を強火で熱し、ベーコンをほぐしながら炒め、脂が出てきたらゴーヤを加えて炒め合わせる。
2、豆腐を加えてサッと炒め合わせ、赤唐辛子、水切りしたモヤシ、ニラを加えて更に炒め合わせる。
3、野菜がしんなりしたら、<調味料>を加え、全体に炒め合わせる。溶き卵をまわし入れ、卵が半熟になったら器に盛り付け、かつお節を掛ける。
豚肉の代わりに、ベーコンで手軽に作れるレシピです。ベーコンの塩気がゴーヤと合い、お箸がどんどん進みます。ビールのおつまみとしても最適です。ゴーヤの苦味が気になる場合は軽く茹でるといいでしょう。
■ゴーヤチャンプルーをおいしく作るコツせっかくゴーヤチャンプルーを作っても、ベチャっとしたり、ゴーヤが苦すぎたりと上手にできなかった方もいるでしょう。最後に、おいしく作るコツを伝授します。
ゴーヤは塩もみなどの下処理をすることで、仕上がりがずいぶん変わります。苦みが気になる方は厚さ1〜2mmの薄切りにすると食べやすいでしょう。コクと旨味を効かせるために、豚肉や卵、かつお節などの材料を入れると、ゴーヤの苦みが抑えられておいしく仕上がります。
また、
一気に炒めるのはNG! ゴーヤチャンプルがベチャベチャしてしまう原因は、たくさんの具材をだらだら炒めてしまうからです。
こんがり香ばしく焼きながら、具材本来の食感を残すために、ゴーヤと豆腐は別々に炒めておくといいでしょう。今回ご紹介したレシピはどれも簡単・絶品なので、ぜひ試してみてくださいね。
(川原あやか)