同世代でも、ライフステージが人によってまったく異なるアラサー世代。企業組織で働いていくなかで、自分の力をいかに発揮するのか思い悩む人も多いのでは? 「商品開発」「マネジメント」「経営」「育児との両立」…様々な壁にぶつかりながらも、前に進んできた女性たちの「転機と決断」をインタビューにてお届けします。
【NEW】シートマスクで美容における”時短”を実現 BCLカンパニー・齊藤久美子さん
【CONTENTS】
VOL.1|40歳を迎え経験した“母親の介護”、ライフステージに大きな影響 楽天・河野奈保さん
女性活躍・ダイバーシティと言われていても、
「仕事か家庭か」の選択肢を迫られるのは、女性が多いのが現実です。結婚後も女性は、妊活、家事育児との両立、産休・育休後の職場復帰など悩みが尽きません。
積み上げたキャリアを維持するのか、手放すのか決めなければならない局面で、どのように考えるとよいのでしょうか。36歳の時には楽天グループにおいて最年少の執行役員になるなど華々しいキャリアを歩むCMOの河野奈保さんも、ライフステージが変わっていく同世代を見て
“35歳の壁”や
“適齢期”という
言葉に縛られていたと言います。どのように考え決断していったのか話を聞きました。
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VOL.2|ライバル商品の大ヒットは”新商品開発”に活かす 森永乳業・岡田祐美子さん
「乳酸菌」といえば、日本人にとって馴染みある“善玉菌”として広く認知されています。ヒット商品も多く、コロナ禍で売り切れが続出した
『ヤクルト1000』や
明治の『R-1』は、その代表と言えるでしょう。一方で対局を担う
「ビフィズス菌」はどうか。酸素や酸に弱い一面があり、
商品として成立させる“難しさ”が常に伴われてきました。その難ある部分を「愛すべき」と「ビフィズス菌」を乳製品として日本で初めて商品化に至らしめた森永乳業は、
地道な研究を続けて50余年。ビフィズス菌の新たな技術を取り入れ商品開発を続けています。菌の力を信じ続け、
新商品「PURESU(ピュレス) 発酵酢ドリンク」を発売させた、岡田祐美子さんに話を聞きました。
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VOL.3|塾を経営しながら研修医生活…女性医師はいかに出産とキャリアを両立させる? 医師・ちまさん
宅浪での医学部再受験を経て
29歳で医師国家試験に合格。臨床医として研修をスタートさせたちまさん(@chimachima_chim)のSNSでの発信が話題に。なんと
20代最後の年に、研修医としてのキャリア、結婚生活、妊娠出産が一度に押し寄せることとなり、怒涛のライフステージの変化を迎えたといいます。女性医師の産休や育休は、その後のキャリアを考えるとなかなか難しい側面もありますが、妊娠適齢期に直面したとき、そのバランスをどう捉えたらいいのでしょうか。実体験をもとに、話を聞きました。
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VOL.4|下着に「快適さ」を求める時代…老舗下着メーカーだからできること ワコール・村井美沙さん
大手下着メーカー・ワコールが昨年夏に立ち上げた
『OUR WACOAL』。
「服と下着の境界を超える服」というコンセプトのもと、洋服にカップのついた「カップインウェア」を中心にトップス、ボトムス、ワンピースなど幅広い商品を展開しています。同ブランドの
「ワイドパンツ」がXで話題となり、カラーによっては一時完売するなど、立ち上げ一年にして注目を集めた同ブランドの好調スタートの背景には、同社が捉える
女性の意識の変化と
「ワコール人間科学研究開発センター」で収集したデータの活用がありました。下着における意識の変化をどのようにとらえ、女性が求める商品の開発を行っていったのか、話を聞きました。
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VOL.5|部下に「止めて」と言われても…63歳女性社長がSNS発信を決断したワケ 愛しとーと・岩本初恵さん
父が残した8000万円もの借金を返済、自律神経失調症の闘病、3度の離婚経験…波乱万丈な人生を送りながらも、
一代でコラーゲンゼリー14年連続売上日本一の企業を築き上げた、株式会社愛しとーとの岩本初恵CEO。彼女が
TikTokで発信する悩み相談への回答が話題になっています。「何もしない息子の嫁に腹が立つ」(154.2万再生)、「上司を好きになれない」(89.7万再生)など様々な立場から悩みが寄せられますが、「私が答えることで、いろいろな人が前向きになってくれたら」と話します。自身が
どのように人生の壁を乗り越えていったのか、話を聞きました。
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VOL.6|小1からプログラミングに熱中、”正義のハッカー”としてネットに見出した道 パイプドビッツ・藤田吾矢さん
プログラミングの授業もまだ必修化されていない平成初期。小1でキーボード入力やネット検索、小3でプログラミングをマスターし、独自のサイトまで作ってセキュリティの強化に勤しむ…そんな小学生時代を過ごした藤田吾矢さんは、今では
サイバー攻撃から企業を守る“社内ハッカー”として働いています。どのようなことを考え
”ホワイトハッカー”となる選択をしたのか話を聞きました。
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VOL.7|乳がんの闘病生活がきっかけで、デザイン性も追求したケア・介護用品ブランド設立へ TOKIMEKU JAPAN・塩崎良子さん
ケア・介護用品ブランド「KISS MY LIFE」を手掛けるTOKIMEKU JAPAN代表の塩崎良子さんは、
乳がん治療の闘病中に「“自分らしくいる”ことの重要性を感じた」といいます。闘病を経て、デザイン性が重要視されなかったケア・介護用品に疑問を感じ、同事業を立ち上げました。闘病中の心境や起業の経緯、転機となった主治医の言葉など、自身の経験を通して
「事業への想い」を語ってくれました。
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VOL.8|ホームレス向け人材サービスで貧困問題解決へ Relight・市川加奈さん
住所や携帯、身分証がない、一般的には就職することが難しい人に仕事を紹介する
人材サービス『いえとしごと』を運営するRelight代表取締役社長の市川加奈さん。日本では、ネットカフェや車中などで生活している
“見えない”ホームレスの人が存在し、その多くは日雇いで収入も安定していない現状があります。そうした人たちに仕事と住む場所を提供し、
ボランティアではなく、持続可能な形で貧困問題の解決に務めている彼女に、同事業の背景を始め、コロナ禍で浮き彫りとなった女性の雇用問題について聞きました。
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VOL.9|ノーパン”でいられるショーツを作ったワケ 津田塾大学・江連千佳さん
津田塾大学3年生の江連千佳さんが開発した日本初の直穿きできる
リラックスウェア『おかえりショーツ』が、『マツコ会議』(日本テレビ系)で紹介され、注目を集めています。同商品は、ショーツの締め付けやかゆみ、蒸れから解放され、デリケートゾーンを快適に保つ新感覚のリラックスウェアで、いわゆる
ノーパンで着用するもの。近年は、女性のウェルネスやフェムテックへの関心が高まるなか、同商品の開発や会社設立の背景、女性が置かれている現状への想いを聞きました。
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VOL.10|シートマスクで美容における”時短”を実現 BCLカンパニー・齊藤久美子さん
田中みな実やMEGUMIら美容家が発信して
トレンドとなった”パック美容”。その市場規模は23年に649億円と、22年比35%増加し、乳液(614億円)の市場を上回っています(インテージ調べ)。かつてはパック自体の装着時間が長く、日々のスキンケアに取り入れるにはハードルが高かったが、今は
忙しい“朝”にも当たり前にパックできるよう様変わりしています。ユーザーの
美容習慣や価値観は、どのように変化していったのか? 今から10年前、
「サボリーノ」を開発して”時短シートマスク”のムーブメントを起こしたBCLカンパニーの担当者に話を聞きました。
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