■これまでのあらすじ
小さく生まれたこと、母乳の出が悪かったことで、母乳とミルクの混合で娘のメメを育てることにしたまろは、娘がミルクを飲まなくなったことに悩んでいる。生後2ヶ月が過ぎると、母乳なら飲むのだがミルクは拒否するようになったのだ。さらに3ヶ月健診では、保健師から今の状態が「痩せすぎ」であること、これ以上痩せてしまうと「栄養失調になってしまう」と言われ、激しいショックを受ける。なんとしてでもミルクを飲ませようと、ミルクのメーカーや哺乳瓶を変えたりするがなかなか飲まないメメにある日、まろは怒鳴ってしまう。自己嫌悪に陥り、虐待のニュースを見れば周りから自分が「育児放棄している」と思われるんじゃないかとおびえるように。そんな中、遊びに来た友人からメメを「将来モデル体型確定じゃん」と言われたことも「ちゃんと育児していない」と言われているように感じてしまうのだった。
■背中スイッチはない!?■大変なのは自分だけじゃない■育てやすい子!?褒め言葉として「いい子だね」「親孝行な子だね」と友人たちは言ってくれたのだと思うけれど…。
当時は、
「みんな自分よりも大変な思いをしてるんだ」
「自分のこの状況を大変だと思っちゃダメだ。メメは他の人から見たら親孝行な子なんだから」
と、本気で思ってしまったまろ。
今だったら「いやいや大変さなんて人それぞれだから!」と思えるけど、当時は切羽詰まった状態で「これぐらいでへこたれてちゃダメなんだ」と自分を責めてしまうのでした。
この記事に記載された症状や治療法は、あくまでも筆者の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。
(まろ)