■これまでのあらすじ
彼氏のユウと猫カフェに行く途中、店の前でユウの母親に遭遇した主人公・しろみ。なんと母親は初対面にもかかわらずしろみを罵倒してきたのです。帰り道の途中では義母から生卵と塩を投げつけられるという酷い仕打ちを受け、夜には義母らしきアカウントから非難のメッセージが届きます。メッセージの件はユウに打ち明けなかったしろみでしたが、それは目前に控えている卒業旅行を2人で楽しみたいから。しかし旅行当日、予約していたはずの旅館が義母によって勝手にキャンセルされていたことが判明し、結局日帰りで観光することに。浮かない気持ちのまま駅まで帰ると、そこに義母が「偶然ね!」と駆け寄ってきたのです。しろみのことをまるで透明人間かのように扱う義母の態度にいたたまれなくなったしろみは1人で帰宅。その日の夜中ユウから届いた謝罪のメッセージを見て「母親と私どっちが大切なの?」とモヤモヤしたしろみは初めてユウとの別れを考えたのでした。
■直接ちゃんと話さなきゃ…!■ユウはいつも謝ってはくれるけど…■もう耐えられない…「別れたい」とメッセージを送ろうとしたものの、大事な話は直接するべきだと思い直したしろみは翌日ユウと会うことに。
母親の過保護を「ちょっと」と言ってしまうユウに不信感を抱きながらも、彼の謝罪の言葉を最後まで聞いたしろみは、もうこれ以上義母の仕打ちに耐えられないと伝えました。
ユウは口では義母に言い聞かせていると言いますが、若干義母のことをかばっているようにも見えます。
しろみのことを嫌っているのが明らかなのだから、本当にしろみのことが大切だと思うのなら、せめて接触しないようにうまく立ち回ってくれるとか、もっとしっかり説得してほしい。
無茶なことを言っていると思いながらも、義母を優先するのなら…と別れ話を切り出したしろみでしたが…。
(しろみ)