“芋栗南京”という言葉にあるように、
サツマイモは秋を代表する味覚のひとつです。スーパーに焼き芋コーナーがあると、その甘い香りから秋を感じますよね。
焼いたり、ふかしたりする定番の食べ方も良いのですが、少しアレンジを加えてサツマイモ料理の幅を広げてみませんか?
今回は、サツマイモの人気レシピ3選をご紹介。
いずれもシンプルな材料と工程で簡単調理が叶います。副菜としても役立ちますので、ぜひ挑戦してみてくださいね!
【調理時間15分で完成!】サツマイモサラダサツマイモサラダ【材料】(2人分)サツマイモ 1本
ツナ(缶) 40g
水煮コーン(缶) 大さじ 3
マヨネーズ 大さじ 2
塩コショウ 少々
ドライパセリ 少々
【下準備】1、サツマイモは皮ごときれいに水洗いし、ぬれたままラップで包んで、電子レンジで6〜8分(途中で向きを変えて)竹串がスッと刺さるまで加熱する。電子レンジは600Wを使用しています。
2、ツナはザルに上げ、汁気をきる。
【作り方】1、サツマイモは熱いうちに皮をむき、ボウルに入れてマッシャー等でつぶす。ツナ、水煮コーン、マヨネーズを加えて混ぜ合わせ、塩コショウで味を調える。器に盛り、ドライパセリを散らす。
ツナのほど良い塩気と旨味がサツマイモの甘味を引き立ててくれます。コーンの粒々で食感にアクセントが加わっておいしさ倍増! ハーブソルトや黒コショウをかけてアレンジするとお酒のおつまみとしても楽しめます。
【調理時間15分で完成!】サツマイモのゴマ和えサツマイモのゴマ和え【材料】(4人分)サツマイモ 1/2~1本
塩(放つ用) 少々
サラダ油 小さじ 2
<和え衣>
すり白ゴマ 大さじ 3
酒 小さじ 2
砂糖 大さじ 1
しょうゆ 大さじ 1
【下準備】1、サツマイモは皮ごときれいに水洗いし、両端を切り落とし4〜5cm長さの拍子切りにして塩水に5〜6分放ち、水気を拭き取る。
2、ボウルに<和え衣>の材料を混ぜ合わせる。
【作り方】1、フライパンにサラダ油、サツマイモを入れて強火にかけ、焼き色がつく位まで炒める。<和え衣>のボウルに加えて和え、器に盛る。
甘さと和え衣のしょっぱさのバランスが絶妙な一品です。焼いてから和え衣を混ぜることで、型くずれの心配がなく出来上がりもキレイ。サツマイモは塩水につけることで甘味が増すため、下準備を忘れずに行いましょう。
【調理時間10分で完成!】サツマイモの焼き肉タレ焼きサツマイモの焼き肉タレ焼き【材料】(2人分)サツマイモ 1/2本
焼き肉のタレ(市販品) 大さじ 1~1.5
片栗粉 少々
サラダ油 小さじ 2~3
白ゴマ 適量
【下準備】1、サツマイモは皮をむき、厚さ1cmの斜め切りにして水に放つ。
2、焼き肉のタレに片栗粉を混ぜ合わせる。
【作り方】1、フライパンにサラダ油を熱し、水気をきったサツマイモを両面おいしそうな焼き色がつくまで焼く。
2、焼き肉のタレを加えてからめ、器に盛って白ゴマを振る。
片栗粉の効果でサツマイモにしっかりとタレがからみます。仕上げに振る白ゴマがふんわりと香り、食欲をそそります。とても簡単に作れるため、BBQでも使えそうなアレンジですね。
■レンジ加熱や焼きで栄養素を守ろう!サツマイモに豊富に含まれているビタミンCは、ほかの食材と比べて
加熱による損失が少ないという特徴があります。とはいえ、水溶性ビタミンのため調理方法の工夫が必要。アク抜きの時間は最小限に抑え、水を使わない調理をしたほうがより多くのビタミンCを残すことができます。
ご紹介した3つのレシピでは、レンジ加熱や焼いてサツマイモに火を通すため、
栄養素を無駄なく摂取できそうです。また、普段とは違う調味料を使うことで新しいおいしさを発見でき、献立のレパートリーも広がりますよ。
秋の食卓にサツマイモを積極的に取り入れて、おいしいひとときを過ごしましょう。
(Lily-bono)