この作品は一部過激な表現を含むため、71話以降はウーマンエキサイトアプリでの限定公開とさせていただきます。
■これまでのあらすじ
学生時代に家庭教師として教えていた亜美と再会し、肉体関係を持ってしまった豪汰。妻の景子にその事実が発覚し、問い詰められると、亜美のマンションへ逃げ込む。景子は離婚を決意し、義実家や実家に協力を仰ぐものの、どちらもうまくいかず、離婚は一時的に保留となる。しかし、娘と幸せに暮らすため、密かに準備を進め、適切な時期に離婚届を突きつけると心に決める。その頃、豪汰は亜美のマンションで亜美の母・美奈子と鉢合わせする。豪汰と美奈子が15年前に関係を持っていたことを知っていた亜美は、2人への復讐を目的に豪汰に近づいたことを明かす。亜美に追い出され、慰謝料の請求に怯える豪汰は、景子が自宅で友人たちに近況を話している場に突如現れ、土下座して謝罪。復縁を懇願するが景子に拒絶され、逆に亜美との関係における矛盾点を指摘される。取り繕おうとする豪汰に友人が口を挟むと、豪汰は逆上して暴れ始める。景子が家族で義実家に行くことを提案すると、豪汰は気を取り直す。義実家に到着すると豪汰は「元サヤに収まった」と適当な報告をしてすぐに席を外す。景子はこれまでの顛末を説明するものの、義両親たちは信じられないようだった。
まったく景子の話を信じてくれない義両親に加え、敷地内同居の話まで持ち出される始末。
動揺を隠せない景子に、「結菜のため」と言う豪汰。
それを豪汰が言うのは、さすがに反則だと思わざるを得ません。
(紙屋束実)